どうも、島左近です。
2019年9月2日。
島根の旅も三日目になる。
本日は小京都・津和野城を攻め落としにかかります。
しかしながら、朝から大雨の影響で電車が遅延。
出鼻をくじかれたが、のんびり行きましょう。
これぞ電車旅の醍醐味。
旅のしおり
訪問日:2019年9月2日(月)
【ルート】
8:40 益田
↓ (JRスーパーおき1号)
9:10 津和野
★津和野町観光協会(マンホールカード)
★太皷谷稲成神社
★津和野城
★美松食堂
★乙女峠マリア聖堂
★沙羅の木
———三日目part1はここまで———
13:55 津和野
↓ (JRスーパーおき4号・鳥取行)
15:02 浜田
★浜田城跡
16:40 浜田
↓ (JRスーパーまつかぜ12号・鳥取行)
17:47 出雲市
津和野の千本鳥居・太皷谷稲成神社を参拝
今回はJR山陰めぐりパスのおかげで、特急も乗れるのだ。
だから、今回は電車が遅れても問題ない。
特急に乗って、朝の津和野へ。
この日は朝に雨が降っていたため、城攻めも危ぶまれた。
が、しかし拙者は強運の持ち主である。
雨も逃げ去ったのだ( ゚Д゚)
駅前の観光協会で早速マンホールカードをゲット!
良いスタートである。
![](https://shimasakon.sakura.ne.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/12/DSC_0530-e1576077560870-217x300.jpg)
駅から歩いて約20分くらいで、太皷谷稲成神社の入り口に到着。
表参道が千本鳥居になっている。
![](https://shimasakon.sakura.ne.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/04/P1110994-rotated.jpg)
夏なので木々の緑と鳥居の赤のコントラストが非常に美しい。
![](https://shimasakon.sakura.ne.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/04/P1110995-rotated.jpg)
神聖な気持ちで鳥居をくぐっていく。
![](https://shimasakon.sakura.ne.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/12/P1110998-1024x768.jpg)
そして本殿に到着。お参りをした後、御朱印をいただく。
本殿も朱色で美しい。
ここは日本五大稲荷の1つらしい。
御由緒については、神社のホームページ(こちらのリンク先)を見ていただければよいだろう。
島根県内では、出雲大社に次いで県内2位の参拝客であるそうだ。
本日は平日ということもあり、人も少なくゆっくりと静かに参拝できた。
リフトで津和野城攻め
神社から歩いて10分くらいか、津和野城の麓に到着。
津和野城へは、今回はリフトを使う。
大人一人往復700円なのだ。
技術の進歩は遠慮なく使うのが武将の心掛けである。
リフト乗り場で100名城スタンプを押す。
![](https://shimasakon.sakura.ne.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/04/P1110999.jpg)
いざ、出陣!
リフトを降りてしばらくとぼとぼ森の中を歩く。
しばしば、石垣も見え徐々にテンションが上がる。
途中補修工事をしてる箇所があり、立ち入りできない場所もあった。
やっと見えてきた。巨大な山城の遺構である。
![](https://shimasakon.sakura.ne.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/12/DSC_0131-1024x512.jpg)
この写真は台所跡の入り口付近で、おそらく二の丸にあたる場所だ。
天守台は意外と低く、この先の三十間台(本丸)や人質櫓跡が高い石垣からなる。
これぞ天空の城って感じでしょ?
![](https://shimasakon.sakura.ne.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/12/DSC_0136-1024x512.jpg)
背景の雲が天空感を演出している。
こんな立派な石垣が、こんな高所に築かれるなんて、
当時の人たちは偉大である。
さらに津和野城で最も高い位置にある三十間台からの眺めである。
![](https://shimasakon.sakura.ne.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/12/DSC_0143-1024x512.jpg)
圧巻である。
やはり、山城はいいものだ。
いつまでも居たい。降りたくない。
いつの間にか、拙者の手には、刀や弓、鉄砲ではなくカメラが握りしめられていた…。
津和野城を後にして、歩いていると地元の高校生がぞろぞろと。
えらいよね。
ちゃんと観光客に挨拶するんやで。挨拶って大事。
そろそろ腹が減ってきたでござる。
太鼓谷稲成神社の表参道入口近くの、美松食堂にふらっと入る。
いなり寿司とそばを注文。
![](https://shimasakon.sakura.ne.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/12/1567392200180-e1576080531589-1024x576.jpg)
この黒いいなり寿司が有名らしい。味がしみてて美味しい。
そしてなにより、この山菜が非常に美味しかった。
美松食堂 (みまつしょくどう) – 津和野/そば | 食べログ (tabelog.com)
殉教の地・乙女峠マリア聖堂へ
さぁ、まだ12時である。町をぶらっとしても次の電車までまだまだ時間がある。
少し街並みをぶらっとした。
![](https://shimasakon.sakura.ne.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/12/P1120045-1024x768.jpg)
城下町と酒造はセットですね。
途中試飲もしつつ、お酒も購入(酒造の名前は忘れた)。
…。まだまだ時間はある。
さて、観光マップを見ると、なにやら津和野駅の裏手の山に滝があるそうだ。
早速行ってみよう。
![](https://shimasakon.sakura.ne.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/12/P1120053-768x1024.jpg)
小さな滝だが、癒される。
どうやらまだ奥に続くらしい。
乙女峠?マリア聖堂?
気になるのでもう少し歩いてみる。
たどり着いたのは、少し開けた場所。
![](https://shimasakon.sakura.ne.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/12/DSC_0151-1024x512.jpg)
苔むした道と、緑の木々が美しい。なにか不思議な雰囲気の場所だ。
この地は、キリシタン殉教の地だそうだ。
明治元年に長崎から隠れキリシタンが、津和野藩へ送られてきたらしい。
なぜ、津和野なのか?
その理由はこちらのページ(津和野カトリック教会ホームページ)に詳しく書かれているので、割愛させていただきます。
改宗しなかったキリシタンたちは、この地で拷問を受け37人が命を落としたそうだ。
悲しい物語である。
そんな悲惨な場所であるが、嫌な感じはしなかった。
むしろ、優しく心を包み込むような雰囲気を感じる場所であった。
きっと殉教者はみんな、マリア様に見守られて亡くなっていったのだろう。
信仰心はすごいものだ。。。
さて、時間は13時。
まだまだ時間がある。
そしてまたお腹がすいてきたのだ。
そういえば良さそうなカフェがあったような。
町に再び足を向ける。
沙羅の木 本店 にて、シフォンケーキとコーヒーをいただく。
![](https://shimasakon.sakura.ne.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/12/1567397473057-e1576082550475-1024x576.jpg)
最近すぐにコーヒーを飲みたくなる。
年をとったのか、はたまた大人になったのか。
ホッとした。そしてシフォンケーキも美味しい。
沙羅の木 本店 – 津和野/喫茶店 | 食べログ (tabelog.com)
![](https://shimasakon.sakura.ne.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/04/P1120058-1024x768.jpg)
津和野駅に戻る。
さぁ、電車の時間だ。次の目的地に行こう。
少し長くなったので、津和野編はここまで。
〈3日目part2へつづく〉
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