北海道旅の記録

JR留萌本線を乗りつぶす~2022年夏・北海道3泊4日電車旅 3日目~

北海道

どうも、島左近です。

北海道旅も3日目。
3日目は、深川駅から留萌駅までのJR留萌本線を乗りつぶす電車旅。
留萌本線石狩沼田~留萌間が2023年4月1日廃止予定ということで、廃線になる前に訪れることにした。
最初でおそらく最後であろう留萌本線。
留萌では美味しい寿司を食し、レンタサイクルで美しい黄金岬へ向かう。

今回の旅は、2022年8月17日(水)~20日(土)に行った3泊4日の北海道旅行です。
1日目は、旭川から稚内を目指して約7時間かけてJR宗谷本線を乗りつぶす電車旅。
1日目のJR宗谷本線乗りつぶし旅の記事はこちら
2日目は、日本最北端の宗谷岬、ノシャップ岬など道北の大自然を満喫するドライブ旅
2日目の日本最北端ドライブ前編《宗谷岬・白い道・ノシャップ岬》の記事はこちら
2日目の日本最北端ドライブ後編《日本海オロロンラインでサロベツ湿原》の記事はこちら
3日目は、2023年には一部区間が廃止される留萌本線を乗りつぶす電車旅。
4日目は、北海道の食をおもいっきり満喫、札幌・小樽ぶらり旅。

旅のしおり

訪問日:2022年8月19日(金)

10:35 旭川
↓ JR函館本線 滝川行
11:02 深川
11:10
↓ JR留萌本線
12:07 留萌
★蛇の目
★お勝手屋萌(レンタサイクル)
★道の駅るもい
★黄金岬
16:17 留萌
↓ JR留萌本線
17:15 深川
18:01 
↓ JR函館本線
19:15 岩見沢
19:38
↓ JR函館本線 小樽行
20:23 札幌
★松尾ジンギスカン札幌駅前店
★札幌市時計台
★さっぽろテレビ塔

本日の宿

JR留萌本線(深川駅~留萌駅)

北海道旅も3日目。この日は2023年4月1日一部区間廃止予定のJR留萌本線に乗って、終点留萌駅まで行く旅。
天気は良好。旭川でおじさんが音楽を演奏してくれ、それを一匹の犬が聴いていた。

朝一で留萌に行くことも考えたが、本日はゆっくり旭川10:35発の電車でまずは留萌本線の始発駅である深川駅へ向かう。

11:02 深川駅に到着。
乗り換え時間は8分なので急ぎ足で留萌本線の電車に乗り換える。

留萌行の電車。廃線が決定しているためか、車内の乗客はわりと多い。

wikipediaによると、留萌本線(るもいほんせん)は1910年(明治43年)11月23日に深川駅から留萌駅間が開業した。
留萌港への石炭や木材、海産物の輸送を目的として建設された路線らしい。
1921年(大正10年)11月5日には、留萌駅から増毛駅間が開業した。
2016年(平成28年)12月5日、利用客減少と赤字路線のため留萌駅から増毛駅間が廃止。
この時点で路線距離50.1kmの留萌本線は、JRで最短の「本線」となった。
2022年8月30日には、石狩沼田から留萌間を2023年3月末、深川から石狩沼田間も2026年3月末に廃止することでJR北海道と沿線4市町が合意している。
2022年12月9日に、石狩沼田から留萌間の廃止日を4月1日に繰り上げる旨の届出を出した。
留萌本線 – Wikipedia

赤字や乗客数の減少から路線廃止がどんどん進んでしまっている。
ローカル線が無くなるのは寂しいが、旅でしか使わない拙者には何も言うことはできない。
せめて、廃止になる前にその姿を自分の心に焼き付けておきたいと思う。

11:10 深川駅を出発。
車内は混んでいたが窓側の席に座ることができた。
ここから約1時間の留萌本線の旅がスタート。

11:14 北一已(きたいちやん)駅に到着。

車窓からは、一面に田んぼが広がっている。

11:20 秩父別(ちっぷべつ)駅に到着。ハロウィンのカボチャが飾られている。早くないか?

11:25 石狩沼田(いしかりぬまた)駅に到着。
秩父別ー石狩沼田間の、北秩父別駅は2022年6月21日に閉鎖されたそうだ。
来年2023年の春には、この駅までしか電車は走らない。

帰りの車内から撮影した駅の反対側。

11:29 真布(まっぷ)駅に到着。

11:33 恵比島(えびしま)駅に到着。
1999年NHK連続テレビ小説「すずらん」のロケで「明日萌(あしもい)駅」として使用された木造駅舎がみられる。

11:42 峠下(とうげした)駅に到着。
深川ー留萌間の途中駅では唯一の列車交換可能な交換駅である。

11:49 幌糠(ほろぬか)駅に到着。
ここから先は、座席と反対側に駅舎があったので、写真は帰りに撮影したものである。

11:55 藤山(ふじやま)駅に到着。

12:00 大和田(おおわだ)駅に到着。
「るもい」の文字が見えた。留萌本線の終点が近づいてきた。

12:07 留萌(るもい)駅に到着。
約1時間の電車旅。12:18発の折り返しの電車があるが、せっかくなので留萌を探索する。

留萌駅のホームと電車。

晴れてよかった。
このあとはお寿司を食べて、レンタサイクルを借りて黄金岬に向かう予定である。
帰りの電車は16:17発なので、約4時間留萌を満喫することができる。

2016年12月以前は、この先の増毛駅まで留萌本線は続いていた。

KAZUMOちゃんと巨大な数の子のオブジェ。
留萌は数の子生産量日本一の町だそうだ。
KAZUMOちゃんの部屋 | 留萌観光協会公式サイト「留萌で…」北海道留萌市 (rumoi-rasisa.jp)

運賃表も記念に撮影。

留萌を観光

メロンの果肉色の駅名。留萌駅から歩いて昼ご飯を食べに行く。

留萌のマンホール。荒波と灯台とカモメが描かれている。

こんなマンホールも見つけた。

留萌駅から歩いて12分くらい。たしか12:30くらいに着いた。
平日ということで数組待つだけですんなり入ることができた。休日だと混むと思われる。

蛇の目 寿司(留萌市)|彩りゆたかな寿司・海鮮丼を味わえる – 仕出し・恵方巻・慶祝・法事にも対応。留萌老舗寿司店 (rumoi-jyanome.com)

蛇の目(食べログ)

おそらく…竹にぎり(10貫/味噌汁付)2,980円(税込3,278円)を注文。
10食限定の蛇の目スペシャル寿司を食べたかったが、売り切れでした。
しかしまぁ美味美味!!美味しい寿司。もうこれ以上の言葉は出ない。

セットの味噌汁にプラス330円であら汁。これも美味。

ウニの天ぷらっていうのも見つけたので注文。美味しいけど、個人的にウニは生が好き。
幸せなランチタイムを過ごすことができた。

ごちそうさまでした。

今回訪問したお店はこちら↓
蛇の目 寿司(留萌市)|彩りゆたかな寿司・海鮮丼を味わえる – 仕出し・恵方巻・慶祝・法事にも対応。留萌老舗寿司店 (rumoi-jyanome.com)

13:25 先ほどのお寿司屋さんから歩いて5分、留萌神社に到着。
天明6年(1786)広島県安芸の厳島神社の御分霊を奉斎したのが始まりとされるらしい。
初めは海岸近くにあったそうだが、海が荒れたり留萌川の氾濫のため留萌通りに遷座されたあと、現境内に遷座された。

静かな境内。

立派な本殿。お参りし、旅の安全を祈願し、御朱印をいただいて駅方面に戻る。

開運町。よい名前。

13:50 留萌観光案内所に到着。ここでレンタサイクルを借りて、道の駅に立ち寄り、黄金岬に向かう。

2022年度レンタサイクル「モエクル」貸出スタート!! | 留萌観光協会公式サイト「留萌で…」北海道留萌市 (rumoi-rasisa.jp)

14:05 観光案内所から自転車で5分。道の駅るもいに到着。
ここでもKAZUMOちゃんが歓迎。
目的はマンホールカード…が、配布終了のお知らせ。北海道マンホールカードブーム起きてるんかい!

固すぎるプリン(500円)を自販機で購入。てっきりスプーンが折れるくらい固いんやと思っていたが…感想は後程。

きれいな道の駅。色々売っていて、ゆっくりしてしまった。

道の駅のすぐとなりの船場公園。動物たちが絶妙な距離感でソーシャルディスタンスを実現。

たこザンギを買って動物(オブジェ)の上に座ってモグモグ。
美味!ビール飲みたくなる。量もめっちゃ多かったし満足。

めっちゃ良い天気。本当に恵まれている。

KAZUMOちゃんマンホールは道の駅の入り口近くにある。マンホールカードはこのデザインだったはず。
14:30 道の駅を出発して、黄金岬に向かう。

駅に向かって伸びる線路。2016年以前は反対方向に線路が伸びていて、電車も走っていた。
留萌駅もいずれなくなってしまうのかしら。

おそらく昔電車が走っていたであろう鉄橋。

街路樹の脇に植えられたひまわり。綺麗にされた町を通り、黄金岬まで向かう。

14:51 黄金岬に到着。
道の駅から自転車で約20分。
これは絶景。夕陽が沈む瞬間をこの地で見てみたい。

自転車と一緒に撮影。

かつてニシンの見張り台でもあった岬は、夕陽に映し出された群来(ニシンの群)がきらきらと黄金色に輝きながら岸をめがけて押し寄せたことから「黄金岬」と呼ばれるようになりました。
とのことらしい。
黄金岬海浜公園 | 留萌観光協会公式サイト「留萌で…」北海道留萌市 (rumoi-rasisa.jp)

鳥が休憩中。カンラン石玄武岩柱状節理。なるほど、通りで黒い岩石であるわけや。
分布としてはこの黄金岬付近にだけみられる。

海が綺麗。写真だと伝わりにくいか…

ずっと走っていたい海沿いの道。
15:03 黄金岬を出発し、レンタサイクルを返却しに戻る。

15:22 約20分で観光案内所に戻ってきた。
観光案内所のお土産処お勝手屋萌にておみやげ(自分用)を購入。
ハスカップアイスを買って、ベンチで食べた。

ちゃんと果肉が入っている。これまた美味。

観光案内所から駅までは歩いて約5分くらい。
記念切符を購入して駅舎と撮影。

えきそば。この時間はもう閉まっている。
来たときは、結構食べている人がいた。

乗り継ぎ時刻表。特急をうまく使う方が効率よく観光できる。

改札は駅員さんがきっぷを確認するスタイル。

16:17 留萌駅を出発。
この景色を見るのも最初で最後になる。
次は、車で来て黄金岬の美しい夕陽を見たいものである。
そしてその時は駅にも訪れたい。

特急を使わずに行くと、札幌駅に着くのは20:23。
ここからのんびり電車旅が再開。

自然の中に建つ人工物。廃墟…なのか?

帰り道も田んぼに囲まれた景色の中を電車は進んでいく。

夜は札幌でジンギスカンとプチ町歩き

17:15 深川駅に到着。次の電車は18:01発。
とりあえず駅まわりをぶらぶら。

深川市のマンホール。
開拓に尽力した「屯田兵」を中心に、屯田兵の手により拓かれた大地に育つ「稲穂」と「りんご」が描かれている。

19:15 岩見沢駅に到着。深川駅から1時間14分。
馬がなんかひいている。

岩見沢駅の駅名看板。北海道独特の駅名、かみほろむい。

札幌駅に到着。ついに札幌にも電車で来ることができた。

なんかおしゃれな札幌駅。
本日の宿に荷物を置いて、ジンギスカンを食べに行く。

時間は遅かったので、すんなりと入ることができた。
松尾ジンギスカン札幌駅前店。
4種食べ比べセット3400円を注文。幸せすぎる。美味美味美味!

松尾ジンギスカン公式サイト 北海道の札幌・滝川・千歳などに展開 (matsuo1956.jp)

松尾ジンギスカン 札幌駅前店(食べログ)

腹が満たされたので、夜の札幌の町を少し散歩。
カラーマンホールを偶然発見。
札幌市を流れる豊平川のサケと合わせて、時計台が描かれている。

時計台の夜の姿。カッコいい。ちなみにまだ中に入ったことはない。出会ったのは今回で2度目。

さっぽろテレビ塔も美しい。

札幌駅のオブジェ。

「イランカラプテ」、アイヌ語の挨拶で「こんにちは」という意味。なるほど。

夜はホテル内の大浴場につかり、留萌で買った日本酒で一杯。

道の駅るもいで買った固すぎるプリンをやっと食べた。
スプーンは折れなかったので一安心。
普通のプリンに比べたら固いっていうだけ。味は美味。
3日目はここまで。

本日の宿

(4日目、最終日につづく)

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