旅の記録岐阜県中部地方

2020年、城初め。一泊二日美濃盗りの旅。二日目Part3~山城に導かれて③明智城編~

旅の記録

どうも、島左近です。
2020年1月11日(土)、12日(日)に行った美濃盗りの旅二日目。
【これまでのあらすじ】
朝から苗木城、岩村城と最強の山城を攻略。
明智鉄道終点、明智駅へ。明智城を攻める。

一日目はこちら☟

旅のしおり

【訪問日】2020年1月12日(日)

【ルート】
7:25 恵那
↓ JR中央本線
7:35 中津川
7:45 中津川駅前
↓ 北恵那交通バス(付知峡倉屋温泉行)400円
7:57 苗木
★苗木城
★苗木遠山史料館(続日本100名城スタンプ)

10:15 苗木
↓ 北恵那交通バス(中津川駅行)400円
10:30 中津川駅前
★中津川市駅前観光案内所 にぎわい特産館(マンホールカード)
10:50 中津川
↓ JR中央本線
11:01 恵那
11:19 恵那
↓ 明智鉄道
11:48 岩村
★かわい(昼飯)
★岩村城
★岩村歴史資料館(日本100名城スタンプ)
★岩村醸造

14:15 岩村
↓ 明智鉄道
14:34 明智
★大正ロマン館(麒麟がくる 大河ドラマ館)
★明智城

16:24 明智
↓ 明智鉄道
16:38 花白温泉
★花白温泉

17:46 花白温泉
↓ 明智鉄道
18:22 恵那
↓ JR中央本線
19:57 名古屋
↓ JR東海道本線 新快速
21:38 米原
↓ JR琵琶湖線・京都線・神戸線 快速
23:57 六甲道

明智鉄道の終点へ

岩村城を堪能し、次に攻めるは明智城。
明智鉄道で終点、明智駅を目指す。

14:34 到着。

電車は赤かった。
人はまずまず。

明智駅ではゆるキャラがお出迎え。

この町は、明智光秀殿生誕の地ともいわれているそうである。
生誕の地の候補は、岐阜県可児市の明智城とも言われているそうだが、
出自に関しては不明な点が多いらしい。

ちなみに今回は明智鉄道一日フリー切符を1380円で購入。
恵那→(490円)→岩村→(370円)→明智→(270円)→花白温泉→(580円)→恵那
本来なら今日のルートで1710円かかるところ、330円お得。
しかも今回は、「麒麟がくる ぎふ恵那 大河ドラマ館」の入場券もついていてお得。
なにより切符がカッコイイ。

あっ、ピントが…。
さて、気を取り直してまずは大河ドラマ館へ向かう。
岐阜城の大河ドラマ館はめっちゃ人が並んでて混んでたから心配。
このあたり一帯は大正村として、大正時代の古き良き街並みを保存再現している。
自販機のラッピングはなかなか良い。

ちなみに岐阜県には、明治村というものが犬山市にある。
こちらは昔家族旅行で行った場所。
「10年後に向けた手紙」が本当に10年後に届いた実績はある。まだあるのかな?
おかげで10年ぶりに家族旅行に出かけるきっかけになった。感謝。
明治村は名鉄関係で、こちらの大正村は第三セクターの大正ロマン株式会社が運営してるらしい(wikipediaより)。
岐阜県美濃加茂市には、日本昭和村なるものもあるらしい。名前はぎふ清流里山公園というらしい。
ぜひ明治→大正→昭和のタイムスリップを味わってはいかがだろうか?

大正時代ってあまりピンとこないのだが、街並みはなかなかレトロ。
そして町をぶ~らぶら。
駅から歩くこと約10分、大正村役場を横目に大正ロマン館へ向かう。
ここが期間限定で大河ドラマ館になっている。

立派な洋館。
大河ドラマ館が開館して二日目の夕方。
さすがにここは人が少なかった。

明智光秀殿(長谷川 博己さん)がお出迎え。
本当は隣に立ってツーショットも撮りたかった…。一人だとやりづらい。
帰蝶様(川口 春奈さん)とも写真撮りたかったぜ。
毎週貴殿のご活躍楽しみに見ておりますぞ!
大河ドラマ館はまぁまぁ。

大河ドラマ館を後にして、本来の目的地、、明智城はすぐ裏側。

旧三宅家を横に、明智城の攻城ルートに向かう。
白鷹城とも呼ばれるそうだ。
こちらのページに縄張り図が載っている。城攻めの際に参考にしてほしい。

途中、明智光秀公学問所を通り、目指すは本丸。

山城にこういう旗が立ってるのは良いよね。

竪堀。こういうプレートはありがたい。
なるほど、堅堀ね。こうやってみるとあまりよくわからない。

これは出丸入り口付近。
石垣跡がわずかながら見られる。
これも看板がないと石垣とは思えない。まだまだ素人なのだ。

柱石。
ホームページ上には、「陣旗を立てる基礎(旗竿石)か、茶室に付属する手水鉢か、諸説あり。」と書かれている。

本丸。立派な広場になっている。
ここにも城が建っていたのであろうな。


これはおそらく畝状竪堀群の一部。
写真だと見づらいが、空堀と土塁の繰り返しになっている。
こうなると横移動がしづらいから、弓矢で一発だ。
岩を転がしても有効である。
攻め手としては、山城の空堀には注意せねばならぬ。

本丸を攻め落とし、敵ながらあっぱれの畝状竪堀群を後にし、城攻め終了。
帰りは、明智光秀殿 御霊廟(おはか)にお参り。

良い旅をありがとう。
光秀殿は現代の人々に愛されていることを実感し、駅に向かう。

ちなみに明智町のマンホールはこんな感じ。

真ん中は天然記念物の団子杉らしい。周りのは町の木カエデの葉っぱか?
情報は見当たらない。
さぁ、城攻めの締めは温泉とビールだ。

駅に着くと麒麟が来ていた。
やったー。麒麟がくるラッピング列車。

中は麒麟がいる。
あいにく人がいなかったので、車内を満喫。
つり革にも色々書いてあって面白い。

16:24 明智駅を出発。

旅の締めは温泉とビール 

16:38 花白温泉に到着。

こんなところに温泉があるのか?

寒天が有名らしい。ふむふむ。

あら。駅を降りて徒歩0分。
駅近すぎる温泉。こちらが花白温泉。入浴料は大人550円とリーズナブル。
早朝からの山城攻めで冷えた身体に、温泉が染み渡る。
人はいなかったので、ほぼ貸し切り状態。最高だ。

そして食事もとれるのだ。
まずはビール!!あったまった身体にキンキンに冷えたビールは最高だ。
旅の疲れが一気に吹き飛んだ。


ここは花白寒天らーめんが有名らしい。

味は少し濃いめ。とんこつ味で塩辛い感じがするがこれはこれで美味。
卵とお揚げさんが優しくて美味しい。

地元の油揚げはピリ辛でビールにピッタリ。めちゃ美味。

身体もあったまり、お腹も満たされた。
さぁこれから帰るのだ。6時間かけて。
今回は新幹線を使っても良いのかなと思ったが、あくまでも貧乏旅行にこだわる。

最高の二日間であった。
岐阜はまた来よう。今度は可児市の明智城にも訪れたい。
早くコロナが収まるといいですね。早く次の城攻めをしたいものである。

(完)

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