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八百万の神々をお迎えする稲佐の浜と出雲大社夜間・早朝詣り~神在月の出雲へ男一人旅 《出雲大社編》~

島根県

どうも、島左近です。

2023年11月26日(日)~27日(月)の神在月の出雲男一人旅。
今回の旅は、出雲に神々が集う神在月(旧暦の10月)の出雲大社参りが目的。
1日目は、朝から日御碕神社と日御碕灯台を訪問。
絵描きの占い師のおじさんとの不思議な出会いもあった日御碕を後にし、夕方に稲佐の浜に到着。
稲佐の浜からは歩いて出雲大社に夜間詣り。
そして翌日は早朝詣りして、仕事のため午前中の電車で帰宅。
時間帯によって色々な顔をみせてくださる出雲大社は何度来てもすばらしい。

旅のしおり

訪問日:2023年11月26日(日)

16:17 日御碕神社
↓ 一畑バス(510円)
16:37 稲佐の浜
★稲佐の浜
★因佐神社(速玉社)

★屏風岩
★下の宮
★上の宮
★出雲大社

18:49 出雲大社前
↓ 一畑電車大社線(500円)
19:00 川跡
19:03 
↓ 一畑電車東北松江線
19:12 電鉄出雲市駅
★ラーメン篠寛

【本日のお宿】
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訪問日:2023年11月26日(日)

6:09 電鉄出雲市
↓ 一畑電車 松江しんじ湖温泉行
6:18 川跡
6:19
↓ 一畑電車 大社線
6:31 出雲大社前
★出雲大社
★出雲大社北島國造館 出雲教

9:11 出雲大社前
↓ 一畑電車 大社線
9:22 川跡
9:28
↓ 一畑電車
9:37 電鉄出雲市
10:30 出雲市
↓ JR特急やくも14号
13:38 岡山
13:58
↓ JR新幹線のぞみ28号
14:29 新神戸

八百万の神々をお迎えする稲佐の浜

16:37
日御碕神社からバスで出雲大社バスターミナルに向かう途中、稲佐の浜に到着。
夕陽を見たかったので、このタイミングで来たが同じ考えの人がたくさんいた。

あいにくの曇り空だったが、雲の隙間から夕焼けが見えた。
稲佐の浜は、旧暦10月10日に全国の八百万の神々をお迎えする神迎神事が行われる浜である。
古事記では、国譲りのために派遣された建御雷之男神(タケミカヅチノオノカミ)が降り立った地である。

すごく神秘的な写真が撮れた。

稲佐の浜にある弁天島には豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)が祀られている。

国譲りの地・屏風岩と因佐神社

稲佐の浜から北に歩くこと約5分(約300m)、屏風岩に到着。
大国主大神(オオクニヌシノカミ)と建御雷之男神(タケミカヅチノオノカミ)がここで国譲りの話し合いをしたといわれる場所。

屏風岩から約3分(約100m)歩いたところにある因佐神社(いなさじんじゃ)。
「出雲国風土記」に「伊奈佐乃社」と記される古社で、大国主大神と国譲りの話し合いをされた建御雷之男神が祀られている。

建御雷之男神は受験や勝負事の神として崇められている。
ちなみに、誰とも話さずに参拝すると願いが叶うといわれている。
人もおらず静かな空間。空気がピンッとしている。
一人旅なので話し相手もいないため、話さずに参拝。

出雲大社の方に向かって歩いて行く途中にある小さな祠。
こちらは下の宮といい、天照大御神(アマテラスオオミカミ) が祀られている。

少し歩くと、素盞嗚尊(スサノオノミコト)と八百万の神々が祀られている上の宮に到着。
こちらは、神在月に八百万の神々が縁結びの審議をする神議り(かむはかり)が行われる場所。
この日はまさに神在月の真っただ中ということもあり、審議の邪魔をしないように静かに参拝。

出雲大社夜間詣り

17:33
稲佐の浜から約1.2kmの道のりを20分ほど歩いて、再び出雲大社教神楽殿に到着。
夜でも存在感がある大注連縄。

夜の出雲大社を参拝。大国主大神(オオクニヌシノカミ)が御祭神。
出雲大社では2礼4拍手1礼でお参り。
夜は夜で不思議な雰囲気がある。

銅鳥居。
ちなみに境内の十九社には、神在祭の期間全国の八百万の神々がお泊りになるので、この期間だけ扉が開けられている。
写真を撮ろうと思ったが、神々がお休みされていたのでやめておいた。
目には焼き付けておいたし、なぜか感動した。

銅鳥居からすぐの「ムスビの御神像」。
夜に見るとなかなか雰囲気がある。

大国主大神(オオクニヌシノカミ)が国造りで悩まれた際、海の向こうから光り輝く神が現れたときの様子を表わしている。
その神は、「大和の東の山に祀るなら、国造りに協力しよう」と告げたため、大国主大神はその通りにし国造りを一緒に行ったのである。
ちなみにその神は大物主神(オオモノヌシノカミ)で、大和の三輪山の大神神社に祀られている。

下り参道。下から撮影したので、登りになっている。

勢溜の大鳥居。以前来たときは工事中だったが、改修されて綺麗になった姿を見ることができた。

神在祭の立て札。
夜詣り終了。スーっとした気分になった。

一畑電車の出雲大社前駅まで歩いて行く途中で発見。

18:49
出雲大社駅から一畑電車に乗って、電鉄出雲市駅へ向かう。

19:12
一畑電車で約20分で電鉄出雲市駅に到着。

大社造り風の立派な駅舎をもつJR出雲市駅。
このあと、駅前の居酒屋を色々まわるが、どこも人でいっぱい。
まさかの夕食難民に。
神在月に出雲に来る際は、予約しないと厳しいことがわかった。

そんな夕食難民を救ってくれたのが、ラーメン篠寛!
駅の高架下にある小さなお店。

出雲ラーメンを注文!
もうむちゃくちゃ美味い!冷えた身体を温めてくれた最高の一杯!
ごちそうさまでした。

ラーメン 篠寛 (しのかん) – 電鉄出雲市/ラーメン | 食べログ

ホテルにチェックインし、温泉に浸かった後は晩酌。
かにみその缶詰が美味しかった!

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出雲大社早朝詣り

6:31
2日目、朝早く起きて行動開始。
6:09の一畑電車始発に乗って、出雲大社前駅に到着。
朝焼けが美しい。

同じ考えの人が多いのか、電車も混んでいた。
この日の出雲大社は朝から人が多い。

朝から参拝。
朝は人の嫌なエネルギーが少ないので、すっきりした気持ちで参拝できた。

御本殿の真後ろに建つ素鵞社(そがのやしろ)。
大国主大神の祖先であり、妻・須勢理毘売(スセリビメ)の父でもある素戔嗚尊(スサノオノミコト)が祀られている。
パワースポットとのことで人も多く参拝。

お気に入りの一枚。
御本殿裏側で2羽のうさぎが御本殿を見上げている。
うさぎが出雲大社にいる理由は、古事記の「いなばのしろうさぎ」の話によるものである。
以下、ざっくりとした「いなばのしろうさぎ」のお話である。

出雲大社の御祭神である大国主大神には、多くの兄(八十神)がいて、その兄たちは因幡の八上比売(ヤガミヒメ)に求婚に行くことになり、大国主大神は荷物持ちとしてついていくことになった。
途中、気多岬で毛をむしり取られたうさぎと出会い、兄たちは嘘の治療法を教える。
体中が痛くて苦しんで泣いているうさぎに、後から来た大国主大神は正しい治療法を教えてあげると、うさぎの身体はたちまち白い毛に覆われ、元の姿に戻ったのである。
その後、因幡に到着した大国主大神は、八上比売と結ばれることとなったのである。

朝焼けが良い感じ。

出雲大社北島國造館の方に向かう。
本当に朝焼けが美しい。

天神社と亀の尾の瀧。
ここの空気感がすごくよかった。

大国主命と国造りを行った少名毘古那神(スクナビコナノカミ)の像。
少名毘古那神は先ほどの天神社の御祭神で、小さな神様らしい。

ちなみに出雲大社北島國造館に来た理由は、神在月限定の龍蛇神のお守りを手に入れるため。
無事にお守りを手に入れ帰路に着く。

色んな場所にうさぎがいる。
餅つきをしているうさぎ。

またうさぎ。

幸せそうなうさぎたち。親子かな?
子うさぎが手に持っているハートには四葉のクローバーが刻まれている。

ふっくらとしたスズメ。かわいい。

出雲市駅に戻ってきた。
マンホールにはヤマタノオロチがデザインされている。

10:30
夕方から仕事のため、午前中に特急やくもで帰宅。
なんか知っているやくもじゃない。

かに寿しを購入していたので、車内で食べる。

かにたっぷり!めちゃくちゃ美味!

車窓から宍道湖を眺めながら、出雲ともお別れ。
良い旅であった。

〈おわり〉

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