どうも、島左近です。
宇佐神宮の奥宮・大元神社に登山で参拝したあとは、謎のストーンサークル・佐田京石に訪問。
その後、念願の宇佐神宮についに参拝。
たくさんの店が建ち並ぶ宇佐神宮参道では、神らーめんとねぎ焼きを食べるグルメ旅でもあった。
今回は宇佐駅前でレンタカーを借りたドライブ旅です。
旅のしおり
訪問日:2025年1月19日(日)
6:19 新神戸
↓ 新幹線ひかり591号
9:02 小倉
9:16
↓ JR日豊本線・特急ソニック7号
10:05 宇佐
★トヨタレンタカー宇佐駅前
★大元神社(宇佐神宮 奥宮)
★佐田京石
★宇佐神宮
★ねぎ屋さんのねぎ焼き 宇佐神宮店
★かくまさ
17:37 宇佐
↓ JR日豊本線 幸崎行
18:33 別府
★餃子の天才 肉汁マフィア
(本日の御宿)
★西鉄リゾートイン別府
謎のストーンサークル・佐田京石(さだきょういし)

12:50
大元神社の登山口から車で約25分(約5.6km)、佐田京石に到着。
当初訪問予定ではなかったが、偶然google mapで見つけて興味がわいたので訪問。
佐田京石の向かい側には整備された駐車場があるので、車を停めてさっそく見に行く。

佐田京石(さだきょういし)は、石を環状に配置した古代の配石構造や遺跡であるストーンサークル(環状列石)の1つである。
日本では、東北地方や北海道にかけて多く存在し、中でも、大湯環状列石(秋田県鹿角市)は北海道・北東北の縄文遺跡群の1つとして世界遺産にも登録されている。
さて、この佐田京石、説明文によると、祭祀場なのか?鳥居の原形なのか?埋納経の標石なのか?定説はまだわかっていないとのこと。
背後にある米神山の山頂部にも環状列石はあるらしいが、今回は時間がないので山頂部の環状列石は断念。
米に関わる名が多いことから、弥生時代頃のものだと考えられているらしいが、詳しくはわかっていないらしい。

2~3m程度の巨大な岩が並ぶ姿は異様。

ストーンサークルを後ろ側から。
神々がこの石を落としたいう伝説も残っていて面白い。
東征のため当地を訪れた神武天皇に、米神山の神様が「ここを都にすれば、必ず天神地祇の助けがある」と約束しました。その証拠に、米神山にその晩1000本の石が降るはずでしたが、999本目が降った所で聖地が汚されてしまいました。そして1000本目が降らなかったため、この地は都となりませんでした。
米神山 | 佐田の名所 | 佐田地区まちづくり協議会

謎すぎるストーンサークル。ちょっと全国のストーンサークル巡りがしたくなってきた。
弥生時代ここでどんなことが起こっていたのか、想像するだけで楽しくなる。

ストーンサークルの全景。たしかに弧を描いている。
山頂まで行ってみたいが、時間があまりないので名残惜しいが宇佐神宮に向かう。
【所要時間:約10分】
全国の八幡さまの総本宮・宇佐神宮を参拝

13:30
佐田京石から車で約20分(約11.1km)、宇佐神宮に到着。
駐車場がまさかの満車だったので、ぐるぐる回ってなんとか駐車。
西参道の鳥居からお邪魔する。

なにやらかっこいい橋がある。残念ながら渡ることはできない。

呉橋と呼ばれ、昭和初期まではこの通りが表参道だったそうだ。
橋は1622年に細川忠利殿(幽斎殿の孫にあたる)によって改修されたもの(明治と昭和に修復が行われている)が現存しているらしい。

寄藻川沿いの遊歩道を歩いて、北参道に向かう。
カモが優雅に泳いでいる。

お腹が空いたので、表参道商店街の「かくまさ」に入店。
お土産屋さんと併設された、昔ながらのTHE観光地の食堂である。
大分名物も多く食べれるみたいなので入店したが、まさかのご飯がまだ炊けていないので定食は遅くなるとのこと。
しかし、そのおかげで気になっていた「神らーめん」を食べることができた。
これがもう絶品!
「5種類の野菜と鶏ガラを使用した塩分控えめのヘルシーラーメンです。スープはすべて飲み干せます。」
と書かれていたが、まさにその通り!めちゃくちゃ美味い!!
写真では埋もれているが、この鶏チャーシュー?がむちゃくちゃ美味い。
このラーメンカップ麺として販売してほしい。

お腹も膨れたので、北参道鳥居から参拝開始。

参拝順序がわからず、下宮から参拝。

下宮は、嵯峨天皇の弘仁年間(810年代)に勅願によって創建され上宮の御分神をご鎮祭になったことが始まりらしい。
「下宮参らにゃ片参り」ともいわれている。
ちなみに宇佐神宮では、二礼四拍手一礼。
この参拝方法をとる神社は他に、出雲大社(島根県出雲市)と彌彦神社(新潟県西蒲原郡弥彦村)。理由は謎である。
全部参拝してるな…。

来た道を戻り上宮へ向かう。
鳥居横の大きな木からすさまじいエネルギーが。

改修中の西大門をくぐると、美しい赤色の社殿が建ち並ぶ。
御祭神である八幡大神さまは応神天皇のご神霊で、571年に初めて宇佐の地にご示顕になったといわれる。
725年に現在の地に御殿を造り、八幡神がお祀りされたことが宇佐神宮のはじまりである。
733年には、神託により二之御殿が造立され、比売大神がお祀りされた。
823年には、神託により三之御殿が造立され、応神天皇の御母である神功皇后がお祀りされた。

美しい南中楼門(勅使門)。
この奥に本殿があるが、参拝はこの外側からすることになる。
左の一之御殿、中央の二之御殿、右の三之御殿と順にお参りするのが一般的らしい。
このブログを更に進化させて「日本一の観光サイト」にすることを願い参拝。
ちなみに全国約11万の神社のうち、八幡さまが最も多く、4万600社あまりのお社があるらしい。
宇佐神宮は、全国の八幡さまの総本宮となっている。
応神天皇(=八幡さま)は弓術の達人として知られており、出世や成功、家運隆昌の象徴として源氏の氏神にもなっていて、我々武士にとっても深く信仰している神様であるのだ。
余談だが、昔、大学受験の帰りに地元の神社で合格祈願したのが、まさに八幡神社であったのである。
そこから長年行きたかった八幡神社の総本宮・宇佐神宮にようやく来ることができた。

南中楼門(勅使門)と大楠。
最高に美しく強いパワーをいただく。

上宮の参拝を終え、菱形池へ向かう。
何かに引き寄せられるように、人の少ないこの池に到着。
まるで鏡のような姿に感動。

ひっくり返しても同じ姿が浮かび上がる写真の撮影に成功。
この場所の空気が本当に良かった。

清水が湧き出ている御霊水。

この場所は八幡大神が初めて現れたとされる場所といわれている。
なるほど!神聖な空気が流れている理由がよくわかった。

御朱印をいただき、向かった先は八坂神社。
須佐之男命(スサノオノミコト)を祀っている。
こちらも非常にピリッとした空気が流れるパワースポットである。

そのままさらに引き寄せられるように、正一位朝日稲荷大明神へ到着。

狛狐さん1匹1匹に名前の入った前掛けがかけられている。
こちらは、巻物をくわえているとおやさん。

少し怒った表情のさつきさん。

笑顔でこちらを見ているみろくさん。

同じく笑顔のかえでさん。
全部で4匹の狛狐さんたちに見守られながら参拝。

その後、願掛け地蔵にお参り。
誰にも見られないで参拝すれば一生に一度だけ願いを叶えてくれるらしい。
意外と人が来るが、気にせず願い事をする。
「島左近、放浪中。が日本一の観光サイトになりますように!」

参拝を終え、表参道に戻る。
宇佐市のマンホールを発見。市の花ツツジが描かれている。

表参道で、ねぎ屋さんのねぎ焼きをテイクアウト。
ねぎ焼きのおともにカボスサイダーも購入。

この日は天気が良かったので、寄藻川沿いの小山田記念公園でいただくことに!
ねぎの切り方が良い!めちゃくちゃ美味!!
腹も満たされたので帰路に着く。

公園には、夏目漱石氏が宇佐神宮を訪れた際に詠んだ句の石碑が設置されている。
【所要時間】2時間50分(食事時間含む)

16:30
宇佐駅前のトヨタレンタカーにレンタカーを返却。
帰り道、車の中から気になるものを見つけたので、歩いて戻って撮影。
ここにもUSA!

道路標識も入れて撮影。
大満足の宇佐の旅であった。
この後、17:37発のJR日豊本線・普通列車 幸崎行に乗って別府に向かう。
〈別府編につづく〉
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