どうも、島左近です。
2日目 Part1では、朝一のバスでJR新宮駅から発心門王子まで行き、そこから本宮大社まで約7kmの熊野古道を歩いて参詣。
熊野古道で最も有名な中辺路の一部分を歩く旅。
念願の熊野本宮大社はもちろん、大斎原でもパワーをいただく最強の旅となる。
熊野古道について
熊野古道とは、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へと通じる参詣道の総称。
紀伊路、小辺路、中辺路、大辺路、伊勢路、大峯奥駈道といった6つのルートがある。

上の図はおおよそのルートを地図上に示したもので、多少のズレはお許しいただきたい。
今回は、熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社の熊野三山を参詣することが第一の目的。
バスと電車を活用した熊野古道のイイ所歩き旅となっております。
今回は、熊野御坊南海バスの悠遊フリー乗車券を使用。
1日乗車券(3000円)、2日乗車券(3500円)、3日乗車券(4000円)の3種類あるが、今回は2日券を購入。
本宮大社に行くので、往復するだけでも元が取れるくらいであり、使い勝手の良い乗車券である。
※注意※ 今回利用した本宮大社前~発心門王子までの龍神バスはこのフリー乗車券が使えません!
熊野古道を歩く際はこちらの本が便利(この旅もこの本に沿って歩きました)↓
旅のしおり
訪問日:2022年11月30日(水)
Part1/3
7:10 新宮駅
↓ 熊野御坊南海バス・51川丈線(本宮大社行)1560円
8:09 本宮大社前
↓ 龍神バス(発心門王子行)470円
8:37 発心門王子
8:50
★発心門王子
↓ 熊野古道・中辺路 約1.7km
9:25
★水呑王子
↓ 熊野古道・中辺路 約1.9km
10:06
★伏拝王子
↓ 熊野古道・中辺路 約1.2km
10:30
★三軒茶屋跡
↓ 熊野古道・中辺路 約2.1km
★ちょっとよりみち 大斎原展望台
↓
11:26
★熊野本宮大社
★茶房珍重庵 本宮店
★大斎原
Part2/3
13:25 本宮大社前
↓ 熊野御坊南海バス・51川丈線(新宮駅行)1450円
14:17 神倉神社前
14:27~14:55
★神倉神社
★ゴトビキ岩
↓ 徒歩 約900m
15:11~15:31
★熊野速玉大社
Part3/3
↓ 徒歩 約1km
14:43~16:20
★新宮城
↓ 徒歩 約800m
16:30~16:50
★新宮市立歴史民俗博物館
★阿須賀神社
↓ 徒歩 約600m
17:16 JR新宮駅
17:46 新宮
↓ JR特急くろしお36号
22:06 新大阪
発心門王子~伏拝王子までは約1時間20分

7:10
JR新宮駅のバスターミナルから本宮大社行きの始発バスに乗る。
本宮大社までは約1時間のバス旅になる。
前日購入していた、悠遊フリー乗車券 | 熊野御坊南海バスを使用。

8:37
本宮大社前で龍神バスに乗り換えてさらに約17分で発心門王子のバス停に到着。
ちなみに龍神バスは悠遊フリー乗車券が使えないので注意が必要。

秋も深まっていたので紅葉の絨毯の上を歩いて、発心門王子に向かう。
熊野本宮大社方向とは逆向きに約350m戻ることになる。

8:50
紅葉の写真を撮ったりしながら、バス停から約10分で発心門王子に到着。
発心門王子は格式高い五体王子の一つで、かつて熊野詣の旅人はここが本宮の神域の入り口であると認識していたらしい。
さぁここから熊野古道・中辺路を歩いて熊野本宮大社に向かう。

鳥居がある。この向こう側は田辺市方面に続く中辺路である。

世界遺産の碑が建っている。

しばらく歩いていると無人販売の棚を発見。もうやっていないのだろうか?
それいゆ…

前日は雨に降られたので、少し青空が見えて一安心。
遠くの山々が美しい。

プールの跡?イチョウが水面に反射して美しい。

秋らしい景色に感動し何枚も撮影。

9:25
発心門王子から約35分(約1.7km)、水呑王子に到着。
古来湧き水のあった場所で旅人が喉を潤した場所といわれる。

ここからようやく熊野古道らしい森の中を歩く。

シダの葉っぱと規則的に直立した木々が美しい。
非常に空気が美味しい。

シダに囲まれた道。道には石が敷き詰められている。

道しるべに番号が書いてある。
どうやら約500m毎に設置されているらしい。

少し見晴らしのいい場所に出てきた。
紀伊山地の山深さが実感できる場所である。

謎のオブジェを発見。謎すぎる。

柿の木も趣があって良い。

ヤギ!!ヤギさん発見。

9:54
発心門王子と本宮大社のちょうど真ん中地点にあたるらしい。
ここまで1時間程度歩いたことになる。もう真ん中?

果無(はてなし)山脈。実に美しい。

看板が設置されている。
稜線は奈良県境となっているらしい。
つまりあの山の向こうは奈良県である。

ようお参りです。
手編みの帽子をかぶったかわいらしいお地蔵さまがお出迎え。

10:06
伏拝王子に到着。水呑王子からは約40分(約1.9km)。
この地には和泉式部の伝説がある。
和泉式部が熊野詣でこの伏拝王子付近で、月の障りとなった。
不浄の身では本宮に参拝できないと諦め、この地で歌を詠み、一行が参拝を済ませて戻ってくるのを待つために宿泊したところ、熊野権現が夢に現れて歌を返したそうな。
その内容は、差支えないなら参拝せよという歌で、彼女は参拝することができたとのことである。
これが真実であるかどうかはいかがなものかと思われるが、熊野の神は「浄不浄を嫌わず」といわれ、他の神とは違って寛大であるということのPRではないかとの説もあるらしい。
ちょっとよりみち大斎原展望台にはちょっと寄り道すべき

10:09
伏拝王子を後にして、熊野本宮大社へ向かって歩き続ける。
ここにも紅葉の絨毯が敷かれている。美しい。秋ですなぁ。

10:27
三軒茶屋跡に到着。現在は休憩所があるだけ。

説明によると、この地点は果無峠を経て熊野と高野山を結ぶ果無街道と中辺路の分岐点。
熊野本宮大社への参拝後、高野山にお参りする人も多かったらしい。
名前通り、三軒の茶屋がありにぎわっていたらしい。

この先は石が敷き詰められた森の中の道を歩いて行く。

木の根が張り巡らされた道。
最高にきもちいい。

10:46
ちょっとより道!?どうやら見晴らし台があるらしい。
少し寄り道してみることに。

10:51
さっき見た看板から階段を登ること約5分、見晴らし台(大斎原展望台)に到着!
大斎原の大鳥居を高台から見ることができる。

少しズームして撮影。
大斎原は熊野三山の神々が降臨した地といわれており、かつてはこの場所に本宮大社があった。
しかしながら、明治22年(1889年)の大水害により流されてしまったため、現在の地に本宮大社は遷された。
ベンチがあったので、持ってきていたおにぎりを食べてHP回復。

HPも回復したので、歩き始めるともう少し。
何かの蓋も熊野古道。

11:26
大斎原展望台から約20分で熊野本宮大社に到着。
発心門王子から中辺路を歩いて約2時間半。
いよいよ本宮大社を参拝する。
熊野本宮大社を参拝

熊野本宮大社は、全国に3000社以上ある熊野神社の総本社。
主祭神は、熊野三山の他二社とは異なる家都美御子大神。
本来は大斎原にあったが明治22年の大水害により、現在の地に遷された。
社殿の創建は崇神天皇の時代とされる。
ここまで無事に来れたことのお礼と、この先の旅の安全を祈願。

八咫烏ポストを発見。
八咫烏は、熊野神の使いとされる三本足の霊鳥。
神武東征の際、熊野から大和へ入る山中を導くため遣わされた烏といわれる。
日本サッカー協会のシンボルとしても使われている。

八咫烏もマスクをしている。
コロナってなんやったんや…

「今」を大切にしていますか?

参拝を終え、歩いているとまたまた紅葉の絨毯。
こちらは真っ赤で美しい。

12:00
お腹が空いたので、茶房珍重庵 本宮店に入店。
細切り大根と梅が入った「もうで蕎麦」を注文。
柚子の香りが良くお出汁も美味しい。
ご飯を高菜の浅漬けの葉でくるんだ熊野地方の郷土料理「めはり寿司」のついたセット。
このめはり寿司も美味しい。
茶房 珍重庵 本宮店 (さぼう ちんちょうあん) – 田辺市その他/甘味処 | 食べログ

熊野本宮大社 大鳥居。
本来であればこちらから参拝するのが正式ルートである。
来てよかった。無事、来れてよかった。
熊野の神々が降臨した地、大斎原

熊野川の横の田んぼの中に突然現れる大鳥居。
この鳥居の先が大斎原。

大斎原の大鳥居を下から見上げて撮影。
すごい神々しい写真になった。
ちなみに、この先の撮影は禁止。
大斎原は大水害以前に本宮大社があった地で、熊野の神々が降臨した地でもある。
本宮大社はもちろん、この地はやはり神聖な空気が流れているパワースポットであることは間違いない。
〈2日目 Part2へつづく〉
コメント