和歌山県旅の記録近畿地方

見事な石垣の続100名城!新宮城を城攻め!~世界遺産・熊野古道を歩く1泊2日熊野三山参詣旅 2日目 Part3/3~

和歌山県

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どうも、島左近です。

2日目 Part3は、久々の城攻め!
熊野速玉大社から徒歩約15分(約1km)の新宮城を城攻め。
熊野川沿いにつくられた総石垣の続日本100名城である。
世界遺産の阿須賀神社にも参拝し、旅を締める。

新宮の町歩きMAPを発見したので掲載しておく。
新宮城跡散策マップ 観光協会用 表面一部修正増刷202203PDF用.ai

熊野古道について

熊野古道とは、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へと通じる参詣道の総称。
紀伊路、小辺路、中辺路、大辺路、伊勢路、大峯奥駈道といった6つのルートがある。

紀伊半島と熊野古道6つのルート

上の図はおおよそのルートを地図上に示したもので、多少のズレはお許しいただきたい。
今回は、熊野本宮大社熊野那智大社熊野速玉大社の熊野三山を参詣することが第一の目的。
バスと電車を活用した熊野古道のイイ所歩き旅となっております。

今回は、熊野御坊南海バスの悠遊フリー乗車券を使用。
1日乗車券(3000円)、2日乗車券(3500円)、3日乗車券(4000円)の3種類あるが、今回は2日券を購入。
本宮大社に行くので、往復するだけでも元が取れるくらいであり、使い勝手の良い乗車券である。

※注意※ 今回利用した本宮大社前~発心門王子までの龍神バスはこのフリー乗車券が使えません!

悠遊フリー乗車券 | 熊野御坊南海バス

熊野古道を歩く際はこちらの本が便利(この旅もこの本に沿って歩きました)↓

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旅のしおり

訪問日:2022年11月30日(水)

Part1/3

7:10 新宮駅
↓ 熊野御坊南海バス・51川丈線(本宮大社行)1560円
8:09 本宮大社前
↓ 龍神バス(発心門王子行)470円
8:37 発心門王子

8:50
★発心門王子
↓ 熊野古道・中辺路 約1.7km
9:25
★水呑王子
↓ 熊野古道・中辺路 約1.9km
10:06
★伏拝王子
↓ 熊野古道・中辺路 約1.2km
10:30
★三軒茶屋跡
↓ 熊野古道・中辺路 約2.1km
★ちょっとよりみち 大斎原展望台

11:26
★熊野本宮大社
★茶房珍重庵 本宮店
★大斎原

Part2/3

13:25 本宮大社前
↓ 熊野御坊南海バス・51川丈線(新宮駅行)1450円
14:17 神倉神社前
14:27~14:55
★神倉神社
★ゴトビキ岩

↓ 徒歩 約900m
15:11~15:31
★熊野速玉大社

Part3/3

↓ 徒歩 約1km
14:43~16:20
★新宮城
↓ 徒歩 約800m
16:30~16:50
★新宮市立歴史民俗博物館
★阿須賀神社

↓ 徒歩 約600m
17:16 JR新宮駅
17:46 新宮
↓ JR特急くろしお36号
22:06 新大阪

石垣が美しい続日本100名城!新宮城を城攻め!

15:43
熊野速玉大社から約1kmの道のりを歩いて15分くらいで新宮城に到着。
新宮城は1601年、浅野幸長殿の家老である浅野忠吉殿によって築城された平山城。
冠木門がお出迎え。
本来の大手道は通行不可のため、こちらから入城。途中から大手道に合流する。

新宮城の古写真を探しているらしい。懸賞金の額がすごい!
もう募集期間は過ぎているのか…

大手道に合流。立派な石垣群!

多分、松の丸西門跡。

久しぶりに石垣の岩石をじっくりと観察。

接写してみた。おそらく熊野酸性岩の花崗斑岩だと考えられる。
ゴトビキ岩や那智の滝の壁面を構成している岩石と同様の、約1500万年前の火山活動によってできた岩石である。

本丸南側の石垣は横矢掛り。カッコエエ。ちゃんと防衛を意識している。

本丸上空にはトンビ?が大量に飛び交っている。

出丸方向から熊野川を望む。

水の手曲輪を上から見下ろす。
炭納屋跡や船着場跡が発掘調査で確認されていて、江戸時代にはここに集められた木炭は江戸に運ばれ販売されていたらしい。

せっかくなので水の手曲輪に降りてみた。
熊野川の水運がさかんであったことがよくわかる。

今度は水の手曲輪から見上げる。
なかなかカッコイイ。

新宮城の中を走る紀勢本線の鉄橋。
残念ながら電車は通らず。
約40分程度でサクっと城攻めを終え、続100名城スタンプを押すために新宮市立歴史民俗資料館に行く。

徐福一行が上陸した地、阿須賀神社を参拝

16:30
新宮城から徒歩約10分(約650m)、阿須賀神社に到着。

先に新宮市立歴史民俗資料館に立ち寄り、続100名城スタンプを押して、おじさんから色々話を伺う。
閉館間近であったが、中をサクっと見学。

紀元前423年の孝昭天皇の代に創建されたと伝わる歴史深い阿須賀神社にも参拝。
世界遺産にも登録されている神社である。

この旅も無事に終わることが出来てありがとうございました。

阿須賀神社から少し歩いたところにある徐福上陸の地。
なんと、秦の始皇帝の命を受け不老不死の霊薬を求めて渡来した徐福一行が上陸したのがちょうどこの地にあたるらしい。

いよいよ別れの時

美しい夕焼けが別れの時を告げる。
17:46の電車に乗らないといけないので、ボチボチ歩いて新宮駅に向かう。

徐福公園の美しい楼門。徐福の墓もあるらしい。

クリスマスムードの新宮駅前。イルミネーションが美しい。

17:46
パンダが可愛い特急くろしおに乗車。
いよいよ新宮ともお別れ。

スーパーで購入したさんま寿司と地ビールで、車内で打ち上げ。
良い旅であった。

〈完〉

 

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