鳥取県旅の記録中国地方

幻想的!雪の鳥取砂丘と雪の鳥取城攻め!~電車とバスで行く冬の鳥取1泊2日旅~

鳥取県

※本ページには広告・プロモーションが含まれています。リンクから購入いただくと、島左近に一部支援が入ります。

どうも、島左近です。

寒い日が続きますが、今回はそんな寒いときにしか見れない景色を紹介。
今回の旅は、雪の鳥取砂丘を見に行くことが最大のミッション。
天気予報と鳥取砂丘ビジターセンターのXを毎日チェックしながら、タイミングをねらって雪中行軍。
雪の鳥取城も城攻め!
電車とバスで行く冬の鳥取旅をお届け。

鳥取砂丘ビジターセンターのXはこちら👇
鳥取砂丘ビジターセンター(@Sakyu_visitor)さん / X

旅のしおり

訪問日:2025年2月9日(日)~10日(月)

7:57発 三ノ宮
↓ 🚝特急スーパーはくと1号・倉吉行
10:12着 鳥取
10:50発 鳥取駅
↓ 🚌日ノ丸自動車・39鳥取砂丘線 砂丘会館行(380円)
11:10着 砂丘センター展望台
📍砂丘センター 眺望テラス(展望台)
🍴鳥取砂丘会館
🏔️鳥取砂丘
🍰砂丘の家レイガーデンカフェ
🕳️ポケふた
⛩多鯰ヶ池弁天宮 (お種弁天)

18:00発 砂丘会館
↓ 🚌日ノ丸自動車・39鳥取砂丘線 鳥取駅行(380円)
18:22着 鳥取駅
🏩ホテルモナーク鳥取
🍜牛骨ごっつおらーめん 鳥取店

8:55発 鳥取バスターミナル
↓ 🚌くる梨 緑コース(100円)
9:00着 裁判所前
🏯鳥取城

10:43発 仁風閣・県立博物館
↓ 🚌くる梨 緑コース(100円)
10:51着 鳥取市移住・交流情報ガーデン前
ℹ️一般社団法人鳥取市観光コンベンション協会(マンホールカード)
☕すなば珈琲 “新”鳥取駅前店

12:21発 鳥取
↓ 🚝特急スーパーはくと8号・大阪行
14:30着 三ノ宮

幻想的な世界!雪の鳥取砂丘へ!

10:12
三ノ宮から特急スーパーはくとで約2時間15分、鳥取駅に到着。
カニが描かれている電車に乗ってきた。

雪がちらほら舞っている。
今日明日の電車が止まることはないだろうと天気予報を確認した上での訪問。

鳥取砂丘行きのバスまで時間があるので駅前をウロウロ。
雪景色が良い。

サンドの自販機を発見。

雪に鳥の足跡がついている。足冷たくないのかな?

11:10
鳥取駅からバスで約20分、砂丘センター展望台に到着。
砂のオブジェがすごい!

砂丘を眺める。
よし!雪は融けずにちゃんと残ってる!

サンドの顔出しパネルを発見。
リフトに乗ることも考えたが、歩いて雪の中埋もれながら階段を下りて通り沿いに出る。
鳥取砂丘に向かう前に腹ごしらえをするつもりである。

砂丘会館で海鮮丼を注文。
とりあえずアルコールも摂取しておこう。

これがもう美味しいことよ。大満足。

鳥取砂丘ビジターセンターで鳥取砂丘について学ぶ。
トイレもここで済ませてさっそく鳥取砂丘に向かう!

鳥取砂丘を構成する砂丘堆積物の分布
出典:産総研地質調査総合センター「地質図Navi」(https://gbank.gsj.jp/geonavi/geonavi.php)をもとに作成

鳥取砂丘は、東西16km、南北2.4kmの範囲(鳥取県HPより)に広がる海岸砂丘である。
鳥取砂丘の明確な定義はないようなので、おそらく上の図の砂丘堆積物の分布域のことを指すのだと思う。
千代川(せんだいがわ)を挟んで、西側に湖山(こやま)砂丘、東側に浜坂(はまさか)砂丘、福部(ふくべ)砂丘という名前がつけられている。
浜坂砂丘が、いわゆる観光地として有名な鳥取砂丘である。
福部砂丘は、砂丘らっきょうの栽培地として有名である。

では、この超巨大な砂丘がいつ頃できたのか?なぜこの地にできたのか?
気になったので少し調べてみた。

まずは、いつ頃できたのかについて。
どうやら鳥取砂丘は、古砂丘と新砂丘の2つに区分できるらしい。
約10万年前にはすでに古砂丘はできていて、その後約2万5千年前以降に新砂丘が形成されたと考えられている。

これらの証拠は、砂丘堆積物の間に挟まれている火山灰にある。
砂丘堆積物の間に火山灰層が挟まれている露頭があるみたいで、
下から順に、古砂丘→下部ローム*層→大山倉吉軽石→上部ローム*層→新砂丘の順に堆積している。
大山倉吉軽石は約6万年前の大山火山の噴出物である。
下部ローム層は、約9万年前の阿蘇山(熊本県)や約10万年前三瓶山(島根県)の火山灰からなることから、少なくとも約10万年前には古砂丘は出来上がっていたと考えられる。
また、上部ローム層には、約2万5千年前の姶良丹沢火山灰(鹿児島県)が含まれていることから、新砂丘は約2万5千年前以降にできたものだと考えられる。

では、なぜこの地に巨大な砂丘が誕生したのか?
これは、鳥取県HP(鳥取砂丘ってどうやってできたの?/砂丘事務所/とりネット/鳥取県公式サイト
に挙げられている内容を簡単にまとめる。
①背後にある中国山地の岩石が風化されることで砂になる。
②千代川がその砂を日本海まで運ぶ。
③日本海の海底に堆積した砂が、沿岸流や波によって岸へ打ち上げられる。
④北西の季節風によって内陸に運ばれることで砂丘が形成。
というシンプルなモデルが挙げられている。

しかしまぁ、このモデルだと、中国地方の日本海側にはなんぼでも巨大な砂丘ができるんじゃないのか?
ジオパークのHPにもこの謎は書かれていなくて、ちょっと踏み込むとどえらいことになりそうなので、これは今後の課題にしておく。

*ロームとは、砂・シルト(微砂)・粘土をほぼ等量に含んだ土壌の粒子の集まり具合を表す呼称で、日本では火山噴出物が風化して生成した黄褐色ないし赤褐色のものを指すことが多い。ここでは火山噴出物が風化したもののことを指す。

【出典】
山陰海岸ジオパークHP | C2ページ
1803鳥取砂丘西コース
鳥取砂丘ってどうやってできたの?/砂丘事務所/とりネット/鳥取県公式サイト

さて、やっと雪の鳥取砂丘へ。
幻想的すぎる!!
正面に見えるのは「馬の背」とよばれる丘。
そしてその麓にはオアシスが見える。

馬の背のすぐ下まで来た。馬の背部分の雪は少し溶けて、地肌が見えている。

自分の足跡。ハイカットの登山靴で来たが結構すっぽりはまるほど雪は積もっている。

馬の背から荒れた日本海を望む。
雪が吹雪いてきた。やばい。寒い。

馬の背を越えて海岸へ。すごい景色。

荒波に耐える海士島(あもうじま)。

嘘みたいに天気が変わる。さっきまで吹雪いていたのに、急に光が差し始める。
この足跡もすごくいい画になった。

西の空は真っ黒。

海岸から避難する。
もう一度馬の背に向かう。

海と馬の背。
すごい景色である。

オアシスは一部凍っていた。
空が映って美しい。

オアシスの反対側は凍っている。

さすがに寒かったので戻ってきた。

鈍色の海。

2014年8月に訪問したときの写真。
ほぼほぼ同じ位置での写真が偶然見つかったので。
全然世界感が違うのが面白い。

実は鳥取砂丘、ラクダにも乗れる…が、さすがに今日はお休み。

寒かったので暖を取りに、砂丘の家レイガーデンカフェへ。
砂丘からすぐの場所にあるカフェである。

お洒落なシフォンケーキと美味しいコーヒーをいただく。
これで回復。

隠れたパワースポット!?多鯰ヶ池弁天宮

15:12
雪の中をゆっくりと歩いて約15分(約600m)。
ミミロル、アローラサンド、サンドが描かれているポケふたを攻略。
場所は砂の美術館のすぐ近く。

そこから歩いてすぐで、多鯰ヶ池弁天宮(たねがいけべんてんぐう)に到着。

さすがに雪の中、この時間に人はいない。

えっ?これは…行けるのか…?

行けた。雰囲気のある池である。
多鯰ヶ池は、かつての谷がその前面部を砂丘の砂にふさがれて出来ている池だそう。
6~8月になると、睡蓮の花が綺麗に咲くらしい。

多鯰ヶ池弁天宮は、江戸時代の末以前に「相州江の島弁財天から分霊」されたと伝えられている。

この池にはある伝説がある。
長者さんの下で使用人として働いていたお種さんという女性が、この池の畔で白蛇に変身し柿の木を採っていたらしい。
その姿を同じ使用人に見られたことから、お種さんはこの池の主となった。
その長者の家に住んでいた老婆が、お種さんを憐れみ荒神さんの祠を建てて祀ったのがお種の社という祠である。

このお種の社はパワースポットとされ、巳(み)の日にお参りをするのが良いといわれている。
60日に一度やってくる己巳(つちのとみ)の日という日は、特に縁起のいい縁日らしい。
「巳の日」「巳己の日」には、午前中のみ社務所が開いている。

ちなみにお種の社はお参り方法があり、時計回り(右回り)に3回回りし、1回ごとに同じお願い事をするのがいいらしい。
拙者は、お種の社と違うとこをまわっていたみたい。

多鯰ヶ池弁天宮(お種弁天)

絶景!雪×夕陽の鳥取砂丘

15:49
来た道を引き返し、再び鳥取砂丘に戻ってきた。
本当は寒いから帰ろうと思っていたのだが、なんと青空が顔を覗かせているではないか。

すごい!あんなに吹雪いていたのに、あんなに黒い雲に覆われていたのに!

水面に青空が反射。すごくいい。

しばらくするとまた雲に覆われた。しかし、向こう側には光があふれている。

まさかの太陽出現!!!

光と影のコントラストが美しい。

幻想的な世界へようこそ。
これでいよいよ帰ることができなくなった。

なにこの不思議な風景。

これはもう光の感じが最高にお気に入り。
今年2026年カレンダーの2月の写真に採用している。

これも砂丘の地形をよく表している写真。
雲が不死鳥みたい。

海の方向もすごくいい。

これも良すぎる。

このあとまた雪が強風とともに降ってきたのでびちゃびちゃに。
しばらくすると夕陽が砂丘の向こう側に沈む。
白い世界が一転、オレンジの世界に変わる。

そして夕陽は雲に隠れる。
これにて撮影終了。
結局1時間半くらい夢中でシャッターを切り続けていた。

18時のバスで鳥取駅に戻り、駅から徒歩10分程の位置にある本日の宿・ホテルモナーク鳥取へ。
ここの良いところは駅近で、なにより天然温泉大浴場がある所!(朝食もGOOD!)
冷えた身体を温泉で温めて、風呂上がりの一杯。
さいっこうすぎる。

寒かったのとかなり疲れていたので、宿の近くのラーメン屋さんへ。
牛骨ごっつおらーめん 鳥取店へ。

牛骨でスープの出汁を取る鳥取県中西部のご当地ラーメンらしい。
これがもう冷えて歩き疲れた後に温泉入っていい感じになった身体にしみわたる!
めちゃくちゃ美味!

食後ちょっとだけお散歩。
TOTTORI。最近これはやってるね。

カラーマンホールも発見。もう完全に疲れたので、ホテルに戻る。

雪の鳥取城を城攻め!全国で唯一の巻石垣は必見!

9:18
鳥取駅からバスで約10分(約2km)、鳥取城に到着。
鳥取城は、織田信長様による中国攻めの際、羽柴秀吉(当時の太閤殿下)が兵糧攻め(鳥取城の渇え殺し)を用いて攻略した城である。
標高263mの久松山の山頂には、池田氏が城主だったころ天守が建っていたらしい。
山上に石垣が残っているらしいが、熊出没注意の看板にビビってまだ攻めきれてない。
今回も雪のため麓の部分だけを城攻めする。

現在は久松(きゅうしょう)公園として整備されている。

2025年3月に復元された中ノ御門渡櫓門。

雪の行軍。足元は極めて悪い。

吉川経家殿。
毛利氏の家臣で、石見吉川氏吉川経安の嫡男。
1581年信長様による中国攻めの際、秀吉様がこの地を攻めた際に鳥取城主であった人物である。
当時の太閤殿下は、米を買い占め、城内に兵糧が送られるのを阻止し、渇え殺しとよばれる悲惨な兵糧攻めを行ったのである。
経家殿は切腹する代わりに兵たちを助命する条件で開城したのである。
その後、宮部継潤殿が城主となり、関ケ原の後、池田恒興殿の三男・池田長吉殿が城主となった。

鳥取城を攻める前に、先に長田神社を参拝。
久松山に鎮座していたが、山名氏が鳥取城を築城した際にこの地に奉遷したらしい。
静かな神社で、雪の中なのでより神聖な雰囲気を感じた。

樹齢300年の大ケヤキ。エネルギーを感じる。

戻って来た。
仁風閣(じんぷうかく)。1907年に建てられた明治時代の洋風建築。
旧鳥取藩主池田侯爵の別邸という名目で建てられたが、大正天皇が皇太子のとき山陰行啓時の御宿所として利用された場所でもあるらしい。
今回は時間の都合で入らず。
そもそもこの雪で開いているのかも不明。
それでもこの雪景色と洋風建築は美しい。

やっと城攻め開始。
西坂下御門から城内へ。城内の搦手にあたる場所らしい。

雪と青空と仁風閣。美しい。

ちょっと雪が積もりすぎてて、どこを歩いているのかよくわからん状態に。

石垣も雪の布団をかぶっている。
これはこれで美しい。

何かの動物の足跡。ちょっとドキッとした。

高台に到着。鳥取市内が一望できる。

良い。雪の石垣。

三階櫓跡。
天守焼失後は、この地にあった三階櫓が天守の代わりとなったらしい。

良い。良すぎる。雪と城ってすごく良い。

天球丸跡。

これが目的!全国唯一の球面石垣「巻石垣」!
背後の石垣崩落を防止することを目的に、1807年頃に整備されたらしく、現在の姿は2012年に復元されたものである。
球面の石垣は、河川の護岸や堤防などを築く際に用いられた手法だそうで、それが城の石垣の修復に応用されたものみたい。

ズームで撮影。
雪のおかげで球面になっているのがよくわかる。

ちょっと雪がふかふかだったからやってみた。
一応地面の様子は確かめてからやったし、ビビッて頭まではいけなかった。

すごいな。これだけ見ると古代遺跡にしか見えない。
これにて城攻め終了。

10:51
鳥取城からバスで鳥取駅へ向かう途中の鳥取市移住・交流情報ガーデン前バス停で下車。
ちょっと歩いてコンベンション協会でマンホールカードをゲット。
「鳥取しゃんしゃん祭」で使われる傘が描かれている。
鳥取しゃんしゃん祭は、毎年8月中旬に行われる傘踊りのお祭りらしい。
「しゃんしゃん」には、鳥取温泉の湯がしゃんしゃん湧くという言い回しと、傘についた鈴の音の2つの意味があるらしい。

電車まで時間があるので、駅からすぐのすなば珈琲で少しゆったりする。

ホットサンドとコーヒーを注文。
すなば珈琲は鳥取県で一番多い鳥取県に本社を構えるコーヒーチェーンらしい。
かなり美味しかった。大満足。

駅に戻る。マンホールカードに描かれていたしゃんしゃん祭の傘が歓迎してくれている。

ちょっと撮り鉄。

時間があるのでもうちょい撮り鉄。

12:21
大阪行きの特急スーパーはくとで帰宅。本日もこのあと仕事有り。
かに寿しの駅弁を購入。

うん!これこれ!美味しい。
今回も良い旅であった。

〈おわり〉

 

🍺「この記事よかったな」と思ったら、ビール一杯分の応援をいただけると励みになります。

☕ PayPalで応援する

↓ にほんブログ村、ランキングに参加中!クリックして応援していただけると幸いです☆彡

にほんブログ村 旅行ブログへ  島左近、放浪中。~城・ダム・マンホール・珍スポットなど日本全国のマニアックな【面白い】観光地を紹介するサイト~ - にほんブログ村
[広告]

コメント