どうも、島左近です。
今回はSNSでも話題の、富山県下新川郡朝日町にある、あさひ舟川「春の四重奏」に訪問。
本当なら1日目に行く予定だったが、あまりにも天気が悪そうだったので予定変更。
1日目は、高岡でドラえもん広場に行き、その後ヒスイ海岸で宝石の原石探し。
夜は富山で寿司を食べ、翌朝始発で泊駅へ。
3kmの道のりを徒歩で移動し、向かった先には絶景有り。
菜の花の開花が遅かったり、チューリップの咲き具合が微妙だったため、四重奏にはならなかったが、それでも見事な絶景に出会うことができた。
午前中は人が少ないのでオススメだが、少し逆光になるので写真撮影は注意。
旅のしおり
【訪問日】2025年4月13日(日)~14日(月)
6:30発 大阪
↓ 🚊特急サンダーバード1号
7:54着/8:06発 敦賀
↓ 🚅新幹線つるぎ2号
9:04着 新高岡
👽ドラえもん広場(高岡おとぎの森公園)
10:03発 上黒田(バス停)
↓ 🚌加越能バス・砺波総合病院経由庄川町線
10:17着 高岡駅南口
卍 高岡大仏
🏯高岡城
11:15発 高岡
↓ 🚃あいの風とやま鉄道
11:33着 富山
🍴白えび亭 とやマルシェ店
12:45発 富山
↓ 🚃あいの風とやま鉄道
13:31着/13:49発 泊
↓ 🚃あいの風とやま鉄道
13:54着 越中宮崎
🏖ヒスイ海岸
16:02発 越中宮崎
↓ 🚃あいの風とやま鉄道
16:07着/16:21発 泊
↓ 🚃あいの風とやま鉄道
17:08着 富山
🍣廻転とやま鮨 富山駅前店 本館
5:14発 富山
↓ 🚃あいの風とやま鉄道
6:01着 泊
↓ 🚶➡️徒歩(約3km)
6:40着/9:15発
🌸あさひ舟川「春の四重奏」
↓ 🚌シャトルバス(500円)
9:33着/10:00発 泊
↓ 🚃あいの風とやま鉄道
10:47着/11:40発 富山
🍜西町大喜 とやマルシェ店
↓ 🚅新幹線つるぎ21号
13:02着/13:14発 敦賀
↓ 🚊特急サンダーバード22号
14:36着 大阪
高岡の珍スポット!あの空き地が再現!ドラえもん広場へ

9:04
新高岡駅に到着。大阪から特急サンダーバードと北陸新幹線で約2時間半。
実は2024年12月に高岡に来たのだが、朝寝坊し断念した場所がある。
今回は、そのリベンジ訪問。

曇り空ではあるが、雪が残る背後の山々とオレンジの列車。

9:26
高岡おとぎの森公園にあるドラえもん広場に到着。
あの夢の空き地が再現されている。
新高岡駅からは徒歩約20分(約1.2km)。

あの土管とジャイアン。
めちゃくちゃテンション上がる。

ここ高岡市は、漫画家でドラえもんの作者の藤子・F・不二雄氏の出身地。
高岡城の近くには、「高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」があるので、そちらもオススメ。
ドラえもん好きにはたまらない場所。

大きい鯉(潜水艦みたいな)は見つからんかった。

公園内に気になる施設を発見。

公園内は桜が綺麗。ちょっと満開は過ぎたのかもしれないが。
大仏界のイケメン・高岡大仏と高岡城城攻め

10:31
高岡おとぎの森公園近くの上黒田(バス停)からバスで高岡駅に行き、駅から徒歩約10分(約750m)で高岡大仏に到着。
日本三大仏(他、奈良の大仏・鎌倉の大仏)のひとつであるといわれる青銅製阿弥陀如来坐像。
日本一の美男と呼ばれる。
大仏の下に入ることができるが、今回は時間の都合と前回行ったので外から手を合わせる。

高岡大仏から徒歩5分くらいで高岡城へ到着。
今回は、桜どんな感じかなぁっていう気持ちで訪問。
堀の水は少し汚れていたけど、桜の花びらが浮かんでそれなりにいい味のある写真が撮れた。

結構綺麗。桜の時期の高岡城良い。

高岡城は、1609年に前田利長殿によって築城された。縄張は高山右近殿とされている。
本丸の桜の木の下で、利長殿が騎乗している。

高岡城はこの場所がお気に入り。
三の丸跡からのこの画角がすごく好き。
もう少し早ければ、桜も満開でもっと美しかったに違いない。

駅に向かう道は、八重桜が満開で美しい。

11:02
高岡駅に到着。
今回は約45分くらいの時間で回ったが、これは普通の観光じゃないので参考にしないでください(笑)
海岸で宝石探し!?ヒスイ海岸で翡翠探しに挑戦

11:33
富山駅に到着。楽しみにしてたランチ。
富山はご飯が美味しい!

富山駅きときと市場「とやマルシェ」内にある白えび亭に入店。
さすがに行列が出来ていた。悩んだが、絶対に食べたいので珍しく並ぶ。
20分くらい待って、白えび刺身丼(多分3600円)を注文。
幸せすぎる。
来てよかった!並んでよかった!最高に幸せになれる。

13:54
富山駅から電車で約1時間10分、越中宮崎駅に到着。
ここがヒスイ海岸の最寄り駅。

駅から海岸に向かって歩くと、ヒスイテラスという施設を発見。
2018年にできた施設で、実際に海岸で拾ったヒスイを見ることもでき、この日は施設の前で10個まで無料で鑑定してくれる方もいた。

早速ヒスイ海岸へ。
ヒスイ海岸は、宮崎・境海岸という名前で東西約4kmの砂利浜である。
さっそくヒスイ探し開始!

ヒスイ探しの前に少しお勉強。
上のヒスイ原石の写真は糸魚川市のホームページよりお借りしたものである。
ヒスイ探しのコツは、ヒスイ海岸のいしころたちパンフレット[PDF]によると、
①白っぽい石
②角ばった石
③キラキラな結晶が輝く石
④重たい石
⑤なめらかな表面
とのことである。
ヒスイ(翡翠)とは、ヒスイ輝石(jadeite;ジェイダイト)という鉱物を主成分とする宝石である。
化学組成は、【NaAlSi2O6】で、純粋なものは白色だが、微細な鉱物粒子が混在することで、緑、白、薄紫、ピンク、褐色、青などの様々な色調を示す。
鮮やかな緑色はクロム(Cr)を含む、コスモクロア輝石【NaCr3+Si2O6】が、渋い緑は鉄(Fe2+)を含む、オンファス輝石【(Ca, Na)(Mg, Fe, Al)Si2O6】が混在することが原因である。
ヒスイ海岸で見つかるヒスイは、写真のような緑~白色(または紫色)に見えるようなものが多いらしい。
モース硬度は6.5~7(6はナイフで傷つけることができないくらい、7が石英、10がダイヤモンド)だが、緻密な構造をもつため衝撃に強く割れにくい特徴をもつ。
また、比重は3.25~3.35と感覚的には「見た目に反してずっしりとした重さが感じられる」らしい。
ヒスイ海岸のいしころたちパンフレット[PDF]が役立つ💡

出典:産総研地質調査総合センター「地質図Navi」(https://gbank.gsj.jp/geonavi/geonavi.php)をもとに作成
では、なぜヒスイが海岸で拾うことができるのか?
上の図が示すように、ヒスイが拾える「ヒスイ海岸」は、今回訪れた宮崎・境海岸以外にお隣の糸魚川市に多数ある。
そして、その海岸付近に流れ出す川の上流部には、ヒスイの元岩が発見されたヒスイ峡(小滝川ヒスイ峡や橋立ヒスイ峡)があり、蛇紋岩が分布している地域に位置している。
ヒスイはこうした蛇紋岩の中に岩塊として産出しているのである。
海岸で見つかるヒスイの正体は、これらの上流部のヒスイが青海川や小滝川、姫川によって海岸に運ばれ、波浪により海岸に打ち上げられたと考えられている。
(ちなみに、ヒスイ峡のある天然記念物指定区域での岩石や動植物の採取は法令で禁止されているので、ヒスイ探しは海岸で行いましょう!)

出典:Morishita et al.(2007)をもとに作成
ついでに、糸魚川地域のヒスイの形成についての岩石学的な研究があったのでざっくりと説明しておく。
上の模式図が示すように、ヒスイは蛇紋岩の形成と深く関わっていることがわかる。
①海洋地殻が沈み込むことによって脱水し、流体が発生する。
②流体はマントルウェッジ(沈み込むプレートと直上のプレートに挟まれた、くさび型状のマントルの領域)内に入る。
③マントルを構成しているかんらん岩と流体が反応し、蛇紋岩を形成する。
④その流体は循環しながら、蛇紋岩の割れ目にヒスイ輝石が結晶化する。
つまり、ヒスイは海洋プレートの沈み込み帯において深い場所で形成された宝石なのである。
ちなみに糸魚川地域のヒスイの形成年代は、約5億1000万〜5億2000万年前と解釈されている。
では、なぜ深い場所で形成されたものが地表でみられるのか?
蛇紋岩は密度が低い(軽い)ため、地殻変動によってヒスイを包み込んで上昇するからである。
それだけではなぜこの場所で特別にみられるのかを説明できない。
実は、糸魚川には糸魚川-静岡構造線という日本最大級の断層帯があり、この断層の活動によって蛇紋岩はさらに持ち上げられ、さらに侵食されることで地表付近に露出するのである。
興味がある方は、糸魚川-静岡構造線の断層露頭が見れる場所があるのでそちらもオススメです。
つまり、この海岸で拾えるヒスイは、今の日本列島ができるよりもはるか昔に地下の深い場所でできた宝石なのである。
これだけでもロマンがある。
[参考文献]
竹内誠 et al. (2017) 産業技術総合研究所 地質調査総合センター.5万分の1地質図幅「泊地域の地質」
長森英明 et al. (2010) 産業技術総合研究所 地質調査総合センター.5万分の1地質図幅「小滝地域の地質」
Morishita et al. (2007) “Trace element compositions of jadeite (+ omphacite) in jadeitites from the Itoigawa‐Ohmi district, Japan: Implications for fluid processes in subduction zones.” Island Arc 16.1. 40-56.
林政彦 et al. (2016) “世界各地のヒスイ (翡翠, ヒスイ輝石) の鉱物学的性質.” 宝石学会誌 32.1-4. 3-16.
朝日町観光協会.ヒスイ海岸の石ころたち
青木正博 “色や形の不思議、でき方のメカニズムがよくわかる 鉱物・岩石入門” 誠文堂新光社

そんなこんなで1時間弱、ヒスイと思われる石(緑~白色で角ばっていて重く感じる石)を探してヒスイテラスに向かう。
雲が厚くなってきた。

ヒスイ!?と思われる石を10個ヒスイテラスで鑑定してもらった。
結果は…残念!
ほとんどが石英で、ショックすぎて他は何かも忘れた。
こうして写真で見るとたしかにヒスイっぽくないな…。
眼を鍛えて再びリベンジするしかない!
これだけヒスイの説明をしたのに、結局ヒスイは見分けられず。。。

もう少し時間があったので、海岸を散歩。
雨が降ってきて、石に目が生えた。結構お気に入りの一枚である。

ちなみにこの海岸、夕陽も美しいので天気が良ければオススメ。
これは2014年8月訪問時の写真。
富山で寿司!そして富山城ライトアップへ

17:08
富山駅に戻ってきた。
すぐに『廻転とやま鮨 富山駅前店 本館』へ向かう。
そう、目的は寿司!
こんな早い時間なのに、受付で予約しないと入店できないくらいの人気店。

30~40分くらい待って入店。
カニと白えびとホタルイカ(富山湾三種とかやったかな?)。好きなものばっかりで幸せ。

ホタルイカの天ぷら。最高すぎ。

日本酒が進む進む。
ごちそうさまでした。

幸せな気持ちで、富山城までお散歩。

ライトアップ富山城!これで3度目の富山城城攻め。

雨に濡れた枝垂桜と富山城。

お堀はライトアップされているが、残念ながら葉桜になっている。
これは、富山とあさひ舟川の桜の開花時期の違い仕方ない。

富山駅からすぐのアパホテルに宿泊。
大浴場付きなのでありがたい。
次の日に備えての早めの就寝。
泊駅から徒歩で行く!あさひ舟川「春の四重奏」

6:01
5:14発の富山駅始発列車で泊駅に到着。
さすがにこの時間のシャトルバスはないので、歩いてあさひ舟川「春の四重奏」に向かう。
泊駅からは徒歩約40分(約3km)。

高架を抜けると雪の残る山が出現。
ちょっともうこれだけでも感動。

工場と山。めっちゃええ。
元気なら歩いて行くのオススメ。

絶景!桜もタイミングバッチリ!

たまたま鳥の群れが写りこんだ。良い!楽しい!

この辺りは歩いて行かないと見れない景色。

桜並木に到着。めちゃくちゃ美しい。

空の感じとかめっちゃいい。日程変更して正解やったかも。

6:40
舟川べり桜並木に到着。
桜の根元にチューリップの花が敷かれている。
球根を大きく育てるために、チューリップの花を摘み取り、桜の根元に肥料がわりに敷いているらしい。

ほんまに桜並木。絶景やないか!!

桜のトンネル。すごい!テンション上がりまくり。

だいぶ晴れてきた!いいぞ!

もこもこの桜がとても良い。
そして何より、平日の早朝ということで人も少なくてほぼ独り占め。

桜の隙間から青空。
幸せの空間がここにある。

めちゃくちゃいい!これは1日中いることできる。

いや、もうこの雪山と桜だけでもお腹いっぱいになる。
いよいよ「春の四重奏」へ向かう。

あれ?菜の花の咲き具合が微妙。
それでもこれはインパクトあってお気に入りの一枚。

チューリップも摘み取られていたため、咲いている所は限られていた。
ちなみに「四重奏」とは、①残雪の朝日岳(北アルプス)、②舟川べりの桜並木、③チューリップ畑、④菜の花畑、この4つが同時に見頃を迎える景色のことを表している。
こればかりは自然の力なので、人間がどうこうできることではない。
この美しい姿を見せてくれるチューリップ農家の方々には感謝しかない。

強制的に四重奏。

朝の露に濡れたチューリップ。
早朝だからか?まだ花は閉じている。

それにしても残雪の残る山は迫力ある。

チューリップと桜の共演。陽が昇り始め逆光になってきた。

逆光のおかげで神々しい写真が撮れた。

ええ。ずっと楽しい。

とりあえず「三重奏」といったところだろうか?
完全な「四重奏」っていうのも見てみたいけど、これだけでも十分感動。

看板があったので撮影。

舟川べり桜並木にもう一度戻ってきた。
この桜並木、めちゃくちゃ綺麗。すごくお気に入り。

めっちゃいいでしょ?行きたくなった?

そして美しいリフレクションも撮れた!
最高やん。なにこれ

もっといいリフレクション撮れた!!!!
これは今年の4月のカレンダーに使った写真。

そして、何回もどるねんってくらい行き来してもう一度チューリップの撮影へ。

ええやん。

そして美しいチューリップたち。

花開いたよな?

チューリップの花ってグラデーションあって美しい。

これもお気に入り。

すごいな、ほんまに感動でしかない。

これも好き。

あーもうずっといときたいなぁ。
残念ながらタイムリミットが来たので帰る。
帰りは9:15発のシャトルバス(協力金500円)で泊駅まで向かう。

富山駅に戻り、今回まだ食べていなかったブラックラーメンを食べる。
富山駅の「西町大喜 とやマルシェ店」へ。
元祖富山ブラックラーメンらしい。
もともとは、ドカ弁やおにぎりを持った労働者のために、店主が濃い味付けでチャーシューのたっぷり入った、「よく噛んで」食べるおかずの中華そばを考え出したことが始まりらしい。
白飯も注文してしょっぱい濃いラーメンを食べて、富山の旅は終わる。
〈おわり〉




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