北海道旅の記録

日本最北端ドライブ《宗谷岬・白い道・ノシャップ岬》~2022年夏・北海道3泊4日電車旅 2日目前編~

北海道

どうも、島左近です。

北海道電車旅も2日目。
2日目は、稚内からレンタカーを借りてドライブ旅。
主な目的地は、宗谷岬、白い道、ノシャップ岬、サロベツ湿原。
マンホールカードもちゃっかり収集。
前編では、宗谷岬に行き、白い道を通り、ノシャップ岬でウニいくら丼を食す旅を紹介。

今回の旅は、2022年8月17日(水)~20日(土)に行った3泊4日の北海道旅行です。
1日目は、旭川から稚内を目指して約7時間かけてJR宗谷本線を乗りつぶす電車旅。
1日目のJR宗谷本線乗りつぶし旅の記事はこちら
2日目は、日本最北端の宗谷岬、ノシャップ岬など道北の大自然を満喫するドライブ旅
3日目は、2023年には一部区間が廃止される留萌本線を乗りつぶす電車旅。
4日目は、北海道の食をおもいっきり満喫、札幌・小樽ぶらり旅。

旅のしおり

訪問日:2022年8月18日(木)

8:00 ニッポンレンタカー稚内駅前
↓(約31km)
8:45~9:25 宗谷岬
★宗谷岬
★間宮林蔵像
↓(約230m)
9:28~9:36 宗谷岬公園
★宗谷岬灯台
↓(約7.8km)
9:55~10:10 白い道(約2.6km)
★白い道
↓(約29km)
11:15~12:00 ノシャップ岬
★ノシャップ岬
★漁師の店

———-前編はここまで———-
↓(約23km)
12:25~12:35 こうほねの家
↓(約29km)
13:10~14:05 サロベツ湿原センター
★サロベツ湿原
★レストハウスサロベツ
↓(約7km)
14:20~14:40 豊富町役場
★豊富町役場(マンホールカード)
★豊富町定住支援センターふらっときた(マンホールカード)
↓(約6.5km)
15:00~15:05 湯の杜ぽっけ
★湯の杜ぽっけ(マンホールカード)
↓(約45km)
16:00~16:20 稚内市役所
★稚内市役所(マンホールカード)
★北門神社

↓(約900m)
16:45 ニッポンレンタカー稚内駅前

18:03 稚内
↓ JR宗谷本線
21:49 名寄
22:15 
↓ JR宗谷本線
23:40 旭川

日本最北端の地 宗谷岬

ホテルからの景色。2日目の天気はやや雲が多い。雨でないだけまだマシである。

2日目は稚内駅すぐのニッポンレンタカーで車を借りてドライブ旅。
途中で見かけた道路案内標識にはロシア語も表記してあった。ロシアが近いことがよくわかる。

8:45 稚内駅から車で約45分、宗谷岬に到着。
駐車場に車を停めて、まずこの景色に感動。

間宮林蔵の像と日本最北端の地のモニュメント。
このモニュメントの上に立っての写真撮影は、次に誰かと来た時のためにとっておいた。(というか立って写真撮り忘れた)
ちなみに間宮林蔵とは以下のようなお方。

江戸後期の北方探検家。名は倫宗(ともむね)。常陸(ひたち)の農民の出。1790年頃江戸に出て地理学を学ぶ。1799年初めて蝦夷(えぞ)地に渡り,翌1800年には蝦夷地御用雇となり,蝦夷地測量中の伊能忠敬に測量術を学び,蝦夷地や択捉(えとろふ)島を測量。1808年幕命により松田伝十郎と樺太(からふと)(サハリン)を探検,翌年シベリアに渡り,アムール川下流のデレンに至る。この間樺太が島であることを確認し,このことは1832年シーボルトによって間宮海峡の名で世界に紹介された。晩年は幕府の隠密として働きシーボルト事件の密告者とされる。

百科事典マイペディア「間宮林蔵」の解説

ついに到着。日本最北端。

宗谷岬より東側がオホーツク海、西側が日本海となっているらしい。
こちらはおそらく日本海側。めちゃくちゃ綺麗。この景色だけでご飯3杯いけそう。

宗谷岬駐車場の向かい側にある日本最北端の神社、宗谷岬神社。
「最後まで無事にこの旅を続けられますように」とお願いし、さらに最北端巡り。

宗谷岬流氷館(お土産屋さん)。流氷が保存されているらしい。見忘れた。
こちらでは、最北端到着証明書を発行してもらえる。こういうのうれしい。

日本最北端自販機…らしいです。

宗谷岬周辺には食事ができる場所もたくさんある。
まだ9時なので、さすがにお腹すいていないから食べてはいない。

鳥が水浴びをしていた。さすがにサハリンは見えなかった。

日本最北端の公衆トイレ。使用させていただきました。

宗谷岬の背後の高台にある宗谷岬公園へ向かう。
もうすこし高台には、おしゃれな見た目のアルメリア・ゲストハウスがある。

宮沢賢治文学碑。

宮沢賢治氏もこの地を旅したみたいだ。

謎のオブジェ。

ちゃんと意味がある像だった。

高台からみる宗谷海峡。美しい絶景である。

なにか動物の糞…。まさかね…

人気店らしい。この日はまだ開店前だったので、到達日も更新されていない。

赤いしましまの建物。宗谷岬灯台がある。

灯台に近づく。これも最北端の灯台。

北海道で3番目に古い灯台らしい。

なぜか小さい羽根虫が大量に飛んでいたので、足早に車に向かう。

白い道に向かうまでは、氷河地形の残る宗谷丘陵を景色を横目にドライブ。

青空ならもっと綺麗な景色やのに…と思いながら。
もこもこな地形が特徴的で、これは地中の水分が周期的に凍結と融解を繰り返すことによって生じる周氷河地形といわれる。
約2万~1万年前の地球最後の氷河期に形成されたらしい。

大量の風車。なかなかここまでの風車は見たことない。

青空が少し見える。希望をもって、白い道に向かう。

絶景が待っている 白い道

9:55 宗谷岬公園から車でゆっくり走って約20分で白い道の入り口に到着。
白い道は約3kmのホタテの貝殻を砕いて敷き詰めた道である。

白い道/稚内観光情報 最北のまち稚内 (city.wakkanai.hokkaido.jp)

一方通行ではないが、稚内観光情報のホームページでは宗谷岬側からスタートすることを推奨している。
狭い道ではあるが、途中すれ違い用のスペースがある。

白い道を楽しむための5つのお願いを掲載しておきます。

1.白い道は宗谷岬側のスタート地点から入ろう
2.宗谷岬周辺でトイレを済ませよう
3.白い道ではスピードダウン&譲り合い
4.牧草地には絶対入らないで
5.ゴール地点の宗谷地区(市街地)ではゆっくり走る

白い道/稚内観光情報 最北のまち稚内 (city.wakkanai.hokkaido.jp)

この日は車も少なく、バイクでツーリングしている人がちらほら。
スペースのある場所に車を停めて写真撮影。

雲の合間から顔をのぞかせる青空と日本海が美しい。
これ、青空やったらもっと絶景なんやろうけど。

海に向かう白い道。車の中から撮ったから少し暗い。

白い道も景色を楽しんでいたらあっという間。

さっきの写真を補正。ちょっと補正しすぎか。

奥にうっすらと見える三角形の山が利尻富士だと思われる。
このカーブ付近でキタキツネを発見。かわいかった。

ノシャップ岬でウニいくら丼

11:15 白い道から約1時間でノシャップ岬に到着。
ノシャップ岬に車を停めて、少し歩いて漁師の店に到着。
目当てはウニいくら丼である。

店内は数組の家族連れですでに満席。
先に注文しておいて、席が空くのを待った。

ドラえ…、しまじ…。手作り感満載。こういうの好き。

5分くらい待って念願のウニいくら丼(2000円)。ホタテの味噌汁付き。
これで2000円は安すぎる。そして、むちゃくちゃ美味しい。
そういえばこの旅初めての海鮮である。ほんまに美味しかった。それ以外の言葉は出ない。

美味しすぎて、5分くらいで完食。
他にも海鮮を自分で焼いて食べることもできるみたい。

漁師の店(食べログ)

お腹が満たされたので、ノシャップ岬を散策。稚内灯台。

北海道で最も高い灯台らしい。塔高は42.7mで全国でも2番目に高いそうだ。
ちなみに1位は、塔高43.65mの出雲日御碕灯台(島根県)。
さっきの宗谷岬灯台でも赤と白のストライプだったが、雪の中でも見えやすいように塗られているらしい。

カラーマンホールを発見。
夕日に染まる利尻富士と北防波堤ドーム。2匹の犬は、第1次南極観測隊に参加した稚内生まれの兄弟犬「タロとジロ」。
タロとジロは南極に取り残されたものの、1年後に救出されている。

ノシャップ岬の方に歩いていくと、何かが綺麗に並べられてた。

昆布!!誰かが遊びで並べたのか?

ノシャップ岬のイルカのオブジェ。
ちなみにノシャップとは、「岬のそば」「岬がアゴのように突き出たところ」というアイヌ語、「ノッ・シャム」が語源だそうだ。

利尻富士が見える。日の入りのタイミングで来ると綺麗らしい。
おおよその日の入り時刻は下の観光情報のホームページにも掲載されている。

ノシャップ岬/稚内観光情報 最北のまち稚内 (city.wakkanai.hokkaido.jp)

利尻富士。実に美しい形。
この利尻富士と呼ばれる利尻火山は、約20万年前頃に活動を開始し、約数千年前に終息した火山。
現在では、噴気活動を含む火山活動の兆候は認められていない。

利尻火山の地質 (aist.go.jp)

この後、お土産屋さんで買い物をし、サロベツ湿原を目指す。
ここからは怒涛のマンホールカード集め。

(後編につづく)

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