どうも、島左近です。
2023年8月17日(木)~8月20日(日)の3泊4日電車旅2日目。
2日目前編は、始発の只見線で小出駅から会津若松まで4時間56分(途中下車有り)の青春18きっぷ鉄道旅。
ずっと乗りたかった只見線からの車窓はただただ感動。
只見線(ただみせん)とは、福島県会津若松市の会津若松駅から新潟県魚沼市の小出駅までの135.2kmを結ぶJR東日本の鉄道路線のことである。
2011年7月の新潟福島豪雨により、小出駅-会津坂下駅間の113.6kmが橋梁流失などにより不通となった。
もともと赤字路線であったこともあり、当初復旧作業は行われずそのまま廃線になる可能性すらあったそうだ。
しかし、只見線を復旧したいという地元の強い思いから、2017年6月只見線の復旧が決定。
被害が特に大きかった会津川口-只見駅間は2022年9月30日まで、バスによる代行輸送が続くが、2022年10月1日、被災から11年2か月経ちようやく全線で運転が再開されることになったのだ。
只見線物語 | 只見線ポータルサイト (tadami-line.jp)
旅のしおり
訪問日:2023年8月18日(金)
5:36 小出
↓ JR只見線・会津若松行
8:02 会津川口
8:41
↓
10:32 会津若松
小出駅から乗車!始発の只見線!
4:30 起床。とりあえず起きれたことに安堵した。
ホテルの部屋から見た駅のホームと遠くの山々。
駅から徒歩3分いや、2分くらいの小出ホテルオカベ。只見線乗車の立地としては抜群。
5:03 小出駅。始発の只見線目当ての人たちがちらほら。綺麗な駅舎である。
恐ろしい時刻表。
小出駅の只見線の時刻表。5:36の始発を逃すと次は13:12。
前日は信号トラブルで運転停止になっていたのでひやひやしたが、本日は通常運転。
只見線のホームに向かう。「只見線」という文字を見るだけでワクワク。
いよいよ只見線ホームに降り立つ。
只見線のホームと小出駅の駅名標。
これが今から乗る電車。人もまばらに集まってきた。
多分、八海山。天気は良い。
そろそろ発車の時間。電車に乗り込む。
夏休みなので混んでいるかと思ったが、平日であったためかそこまで混んでいない。
席に座ることができ一安心。いよいよ電車は出発する。
5:36 小出駅を出発。
出発後、電車は魚野川を渡る。いよいよ旅が始まった。
途中駅までは車掌さんが乗車。車内できっぷの改札。
18きっぷには日付と列車番号を記入していただき、車掌さんの印鑑を押していただく。
徐々に電車は山の中に入ってきた。田んぼが美しい。
6:16 絶景ポイント①
入広瀬駅~大白川駅間で破間川(あぶるまがわ)を渡る際に偶然撮れた、進行方向左側の景色。
緑と赤のコントラストが美しい。
6:20 大白川駅に到着。ここでは列車交換のため12分間の停車。
みんな外に出るので、とりあえず出てみる。
この駅から次の只見駅までは約29分。
六十里越トンネルという全長6359mのトンネルを通って、只見駅に向かう。
ちょうどこのトンネル内が新潟県と福島県の県境になっている。
6:52 絶景ポイント②
トンネルを抜けると進行方向左手側に廃駅となった田子倉駅(たごくらえき)が見える。
駅を見た後、すぐ右手に一瞬田子倉湖が見える。湖面に反射する山が美しい。
車掌さんが車内放送で教えてくれたおかげでこの景色を激写できた。
田子倉駅は暗いのと一瞬だったので写真では撮れず。動画は撮ったがそちらの方もいまいち。
動画はまた編集してUP予定。
7:01 只見駅到着。この駅では11分の停車。車掌さんはこの駅で降りてここから先はワンマン運転。
おかえりなさい ようこそ ただみへ
駅の向こう側になにやら手作り感満載のものが…。
只見仲よしフラガールらしい。こういうの好き。
只見駅の駅舎。当初、只見駅で降りて観光しようとも考えたが、このあとの電車が12:48なのでさすがに断念。
7:19 会津蒲生駅到着前の蒲生川を渡る場所。
この小屋の感じがお気に入りの一枚。
ちなみにこの右側には会津のマッターホルン蒲生岳がそびえたつ。
7:24 絶景ポイント③
会津蒲生駅~会津塩沢駅間の進行方向右手の景色。
この駅を過ぎてから電車は只見川沿いを走るため、川沿いの美しい景色を楽しめる。
奥に見える橋は寄岩橋という橋。
寄岩橋に近づく。おそらく第八只見川橋梁からの景色。
曇り空のおかげで川に反射した橋が良い。偶然にも鳥が映っているのもまた良い。
会津塩沢駅を出発してすぐ。左手にひまわり畑。まるで手を振ってくれているような光景。
幻想的な川霧。
はっきりと反射する山々。本当に素晴らしい車窓。
田んぼと川霧が立ち上る只見川。
7:51 会津越川駅~本名駅間で発見。ここが「只見線の真ん中だ!」そうだ。
7:53 絶景ポイント④
本名駅の手前で只見川を渡るときに左側に見える「本名(ほんな)ダム」。
オーソドックスな重力式コンクリートダム。立派なダムに興奮!!
7:55 本名駅到着。こういうのも素敵。
会津川口駅までの車窓。川の色が緑。
8:02 会津川口駅に到着。ここでは8:41まで約40分の停車。
駅のホームのすぐ向こう側には只見川。
電車もセットで撮影。
会津若松方面からの電車がやってくる。
向こう側に見えるのは、上井草橋。
景色を堪能したので、駅の外に出てみる。会津川口駅の駅舎。
駅の西側には転車台があるそうだ。これは見逃してしまった。
妖精の里らしい…。
もう一度撮影。これまたお気に入りの一枚。
飲み物を補充して車内に戻る。
8:42 絶景ポイント⑤
会津川口駅を出発してすぐ左手側に見える上井草橋。
青空が見えてきて、川面にも青空がうつりこむ。
橋の横を通って反対側へ。上下逆転写真が撮れた。
どっちが上かわからないくらい綺麗に反射。
本当に美しい景色が続く。冬の雪景色も見てみたい。
8:46 会津中川駅に到着。
祝JR只見線全線運転再開!
新潟側では田んぼはまだ緑色だったが、福島側は黄色く色づいた田んぼがみられるようになった。
8:48 絶景ポイント⑥
絶景というか、上田ダムが見えるポイント。
残念ながらダムの後ろ側しか見ることはできない。
8:52 会津水沼駅。電車後方の景色。この景色も個人的なお気に入り。
この前の駅らへんからなぜか人が増えてきたので、座席を譲って後方で景色を楽しむことに。
天気が良くなってきて空はますます青空が広がる。
トンネルを抜ける。
トンネルから遠ざかる。
9:07 絶景ポイント⑦
こちらは宮下ダムが見えるスポット。
ダムが見えるって絶景でしょ?
ダム前面も撮影。木が邪魔でうまく撮れなかった。
電車からこれだけダムが見れるのは珍しい。これも只見線の面白さ。
9:20 絶景ポイント⑧
第一只見川橋梁からの景色。この直前の第二只見川橋梁と合わせて撮り鉄の撮影スポットだそうだ。
車窓からもこれだけの美しい景色を拝める。
後ろ側も撮影。
この辺りは撮影が忙しい。油断していると絶景はすぐに過ぎ去る。
トンネルにカーブで入る。これもお気に入り。
このあたりの田んぼはまだ緑色。
9:38 会津柳津駅に到着。
会津柳津にはラッキー公園があるので行きたかったが、例のごとくここで降りると会津若松での観光時間が大きく減るので断念。
ラッキー公園 in やないづまち – 赤べこ伝説発祥の地 会津やないづ (aizu-yanaizu.com)
会津坂下駅辺りを過ぎると地元の中高生がたくさん乗車してきた。
このあたりになると地元の方も電車を活用するらしい。
10:32 会津若松駅に到着。
これにて4時間56分の長い只見線の旅は終了。
これにて、念願の只見線乗りつぶし達成。
また違う季節にも乗車してみたい。
《長い長い2日目はまだまだ続く》
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