京都府旅の記録近畿地方

三室戸寺の紫陽花と平等院鳳凰堂~紫式部「源氏物語」ゆかりの地・京都宇治を練り歩く~

京都府

どうも、島左近です。

今回は、去年2023年6月23日(金)に念願の三室戸寺の紫陽花を見に行った時の記事。
紫陽花は少し遅いくらいであったがまだまだ綺麗で、6月下旬だったため運よく蓮の花も見ることができた。

今年の開花状況は、公式ホームページ、公式SNSを確認してください。
京都・宇治 西国第十番札所 三室戸寺 (mimurotoji.com)

夕方から仕事だったので、今回は、平日の午前中だけの観光プラン。
平等院鳳凰堂にも立ち寄り、紫式部「源氏物語」ゆかりの地宇治を練り歩く。
ちょうど、NHK大河ドラマで紫式部主人公の「光る君へ」がやっているので、紫陽花を見て6月の宇治を楽しむ旅はいかがでしょうか?

旅のしおり

訪問日:2023年6月23日(金)

所要時間:4時間30分

7:04 京橋
↓ 京阪本線特急・出町柳行
7:36 中書島
7:41
↓ 京阪宇治線・宇治行
7:54 三室戸
★三室戸寺
★宇治上神社
★宇治神社
★宇治市観光センター
★平等院
★福寿園 宇治茶亭
★上林三入本店 三星園

12:41 宇治
↓ 京阪宇治線・中書島行
12:56 中書島
13:00
↓ 京阪本線特急・淀屋橋行
13:30 京橋

6月から開園!三室戸寺、2万株のあじさい園

7:54 京橋駅から京阪電車で約50分、三室戸駅に到着。
駅からは徒歩約15分で三室戸寺に向かう。
途中、宇治市のマンホールを発見。
宇治川にかかる「宇治橋 三の間」と市の木「イロハモミジ」、川面に立ち昇る「川霧」がデザインされている。

8:20 三室戸寺の拝観受付に到着。拝観は8:30~なので少し待つ。
平日の朝一にもかかわらず人は多い。
拝観料1000円を払い、あじさい園を通り過ぎ、まずは本堂を参拝しに行く。
写真は山門。

本堂に向かうあじさい階段。もう少し6月上旬に来ると、紫陽花アートを楽しむことができる。
残念ながら6月下旬にはもうなかった。
三室戸寺は、4月下旬から5月上旬には2万株のつつじを楽しむこともできる。

ずっと見たかった紫陽花の花手水。美しい。

色とりどりの紫陽花が綺麗。

色々な種類の紫陽花が本当に綺麗。これからあじさい園に行くのが楽しみになる。

本堂を参拝。
本堂は1814年に再建されたものだそうだ。秘仏の千手観音立像が安置されている。

本堂のすぐ横にある勝運の牛。口の中の玉をさわると勝運がつくらしい。
もちろん触ってきた。

本堂右側を進むと三重の塔がある。

本堂の前には蓮の鉢が置かれている。
6月下旬で、ちょうど蓮の花の時期だったので美しい蓮の花を拝むことができた。

蓮の葉に溜まる水もいとをかし。

これまたお気に入り。蓮の花って不思議なつくりをしている。

蓮の花を下から眺める。実に美しい。
蓮の花の撮影をたっぷりと楽しみ、御朱印をいただいてからあじさい園に向かう。
三室戸寺は、季節によって色々な御朱印がいただけるのも楽しみの1つ。

あじさい園の紫陽花、山門を背景に。
少し見頃はすぎていたかもしれないが、十分美しい。

美しい紫陽花。
ちなみに紫陽花の色は土の酸性度に依存するらしい。
紫陽花には「アントシアニン」という色素が含まれており、土中のアルミニウムとアントシアニンが結合することで青色になるそうだ。
アルミニウムは酸性の土壌でよく溶け、アルカリ性の土壌では溶けない特徴があるため、酸性土壌であれば青色の紫陽花が、中性~アルカリ土壌であれば赤っぽい色の紫陽花が育つらしい。

白い紫陽花。珍しい気がする。これはこれで美しい。

ピンクの紫陽花。ちなみに、外側の花びらのように見える部分は、装飾花といいガクが変化したものらしい。内側の部分が真花といわれ、ここに雄しべ、雌しべ、花弁がそろっている。

一面に広がる紫陽花…のはず。もう少し早いともっと綺麗なのかも。

本当に色々な種類の紫陽花が植えられている。

白い紫陽花。やっぱり美しい。

やっぱり青色もいい。

あじさいの道。

薄い青色の紫陽花もこれまた綺麗。

白い紫陽花をアップで撮影。水滴がいい味を出している。

一面の紫陽花。本当に美しい。来てよかった。

そして発見!ハート型の紫陽花。

ゆっくり見て回って1時間20分くらい。
あじさい園の開花情報は、X、instagram等、各種SNSでも発信している。
詳しくは公式ホームページをご確認ください。

京都・宇治 西国第十番札所 三室戸寺 (mimurotoji.com)

宇治上神社と宇治神社

10:05 宇治上神社に到着。
三室戸寺から約1.2kmの道のりを約20分歩いて宇治上神社を参拝。

こちらが鎌倉時代前期に造営された拝殿。国宝に指定されている。

こちらの本殿は、平安時代後期に造営されたもので、神社建築としては現存最古らしい。
なんとも良い雰囲気の神社であった。

宇治上神社から歩いてすぐの、宇治神社にも参拝。
写真は宇治神社の一の鳥居。なぜか本殿の写真は撮っていなかった。

宇治神社一の鳥居の向かいに宇治十帖の石像がある。
源氏物語「宇治十帖」で、ヒロイン浮舟(うきふね)と匂宮(におうのみや)が小舟で宇治川に漕ぎ出す有名な情景をモチーフとされているらしい。
源氏物語を知らなさすぎて説明はできません。そろそろ読もうかと思っている…。

朝霧橋。宇治川の中州と対岸を結ぶ橋。対岸に進む。

宇治市観光センターでマンホールカードをゲット。
いよいよ平等院へ向かう。

極楽浄土、平等院鳳凰堂へ

10:30 平等院に到着。修学旅行生の集団に囲まれながら参拝。
拝観料700円を払い参拝。
こちらが鳳凰堂。池に映るその姿はまさに極楽浄土。

運よく待たずに内部拝観することもできた。
300円を払って、国宝・阿弥陀如来坐像を間近で見ることができる。
曜日や季節によっては、すぐには見れないこともあるみたいなので要注意。

これが10円玉にデザインされている正面からの平等院鳳凰堂。
実に美しい。
この日は曇りだったが、晴れているとさらに美しいだろう。

鳳凰をズームで撮影。表情がすごい。
この鳳凰は新たに制作された2代目らしい。初代はミュージアム内で拝観できる。

蓮の花と平等院鳳凰堂。

小ぶりの蓮の花がこれまたよい雰囲気である。

所要時間は、ミュージアムも拝観し、だいたい1時間くらい。

世界遺産 平等院 (byodoin.or.jp)

宇治で食を楽しむ

福寿園 宇治茶亭 (【旧店名】福寿園 宇治喫茶館) – 宇治(京阪)/カフェ | 食べログ (tabelog.com)

福寿園 宇治茶亭で、冷やし茶そば(990円)をいただく。
非常に美味。
お腹すきすぎて、一瞬で食べ終わってしまう。
宇治川がすぐ目の前に見える場所にある。

三星園 上林三入本店 – 宇治(京阪)/甘味処 | 食べログ (tabelog.com)

まだ時間が少しあったので、駅に向かう途中にあった三星園 上林三入本店に入る。
特製茶団子と抹茶のセット(770円)を注文。
これまた美味。幸せな時間を過ごした。

午前中だけであったが、宇治をこの上なく満喫。
時間があれば天ヶ瀬ダムにも行きたかったが今回は断念。
満足。

〈おわり〉

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