Favorite books~旅のお供~
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長時間の電車移動…
車窓を楽しみながら、歴史小説を読むのが至福の時間。
そんな、これまでの旅のお供となったお気に入りの歴史小説を紹介。
深い感想やネタバレはなし。ただただ思い出を語るだけ。
関ヶ原(新潮文庫)
司馬遼太郎(著)

我が主君、石田三成視点の関ヶ原の戦いを描いた傑作で、拙者が島左近という真の漢を初めて知った作品。そして歴史小説に目覚めたきっかけでもある。この小説きっかけで関ヶ原古戦場に訪れたのものである。
真田太平記(新潮文庫)
池波正太郎(著)

徳川殿に2度勝利した真田家の長編小説。父・真田真幸殿、その子息の兄・真田信之殿、弟・真田信繁殿の一生を忍びと共に描いた作品。この本を読みながら上田や別所温泉を訪ねたのが良い思い出。
武田信玄(文春文庫)
新田次郎(著)

偉大な信玄公の一生を描いた作品。父信虎殿の追放、上杉謙信殿との川中島の戦い、そして戦国最強騎馬隊を支えた家臣たちの物語が詰まっている傑作である。九州を18きっぷで1周したときのお供。途中の駅近くの本屋さんに続きを買いに行った記憶がある。
虎の城(祥伝社文庫)
火坂雅志(著)

主君を何度も変えたといわれる戦国時代の仕事人、藤堂高虎殿を描いた作品。太閤殿下や徳川殿から信頼の厚かった理由がここにある。火坂雅志氏という天才と出会った1冊。これ以降しばらく火坂雅志氏の小説を買いあさったものである。
謀聖 尼子経久伝(講談社文庫)
武内涼(著)

山陰の雄、尼子経久殿を描いた貴重な作品。舞台は山陰・中国地方。毛利氏や大内氏との関係も描かれており非常に新鮮な一作である。本屋さんで見つけて以来とんでもないスピードで読み進めたものである。
幸村を討て(中公文庫)
今村翔吾(著)

大阪の陣における真田家の戦いを描いた作品。何が面白いってその描き方。いわゆるこれまでの歴史小説とは違った描き方。後半になればなるほど面白くなる不思議な作品。今村翔吾氏にドはまりした一作である。