立山黒部アルペンルートは富山県の立山駅と長野県の扇沢駅とを結ぶ総延長37.2kmの交通路である。
6つの乗り物を乗り継ぐ必要がある。期間は、4月中旬から11月中旬までなので注意が必要。
4月頃は雪の大谷。黒部ダムでは、6月下旬から10月中旬にかけて、観光放水が行われる。


※掲載している情報は2022年3月26日現在のものです。現在の状況は公式ホームページなどからご参照ください。
1. 扇沢(おうぎさわ)



立山黒部アルペンルート長野側の出発点。ここから関電トンネル電気バスに乗って黒部ダムに行くことができる。
名物駅員さんが現れることがある。
2. 黒部ダム(くろべだむ)



日本一の高さを誇る堤高186mのドーム型アーチ式コンクリートダム。両脇には重力式コンクリートの型式で造られたウイングダムをもつ。戦後の電力不足を背景に建設され、世紀の大事業として語り継がれるダム。2002年の大晦日、紅白歌合戦で中島みゆきが地上の星を歌った地(実際はトンネルの中)。6月下旬~10月中旬に行われる毎秒10t以上の観光放水は圧巻。実際に見てみたい。
また、ダム湖である黒部湖では、クルーズ遊覧船「ガルベ」に乗って大自然を満喫できる。
3. 大観峰(だいかんぼう)



標高2316mの断崖絶壁にそびえ立つ大観峰からは、黒部湖を見下すことができる。この絶景はたまらん。
4. 室堂(むろどう)



立山黒部アルペンルートの最高地点。
「室堂」とは、修験者が宿泊したり祈祷を行ったりする堂のことを指し、立山信仰の人々が雄山山頂の立山寺(雄山神社)への途中に宿泊したり、祈祷をささげたりする施設として使用されていた。
現存する建物は加賀藩によって、1726年に再建されたもの。
室堂付近のミクリガ池やミドリガ池は、完新世の水蒸気爆発による爆裂火口跡に形成された池である。
地獄谷では、現在も火山性ガスがモクモクしている。
室堂周辺は、雄大な自然に囲まれて散策することができる。

黒部ダムシフォンケーキは見た目の迫力と、ボリューム感が最高。
散歩で冷えた体に温かいコーヒーもしみわたる。
ホテル立山のティーラウンジで食べることができる。
5. 美女平(びじょだいら)



ブナの原生林に囲まれた地。駅の横には、女人禁制にまつわる伝説を秘めた美女杉が立っている。
その他の観光情報
弥陀ヶ原(みだがはら)
ラムサール条約に登録された湿原。トレッキングコースがある。
時間があれば訪ねたかったところ。
弥陀ヶ原|ALPINE ROUTE AREA INFO|立山黒部アルペンルート (alpen-route.com)
※掲載している情報は2022年3月26日現在のものです。現在の状況は公式ホームページなどからご参照ください。
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